【声を聞かせて/BENI】好きな人の気持ちを知りたい！切ない想いに共感すること間違いなしの歌詞を解説

彼は、彼女の気持ちに気付いてか？気付いてないのか？恋愛には全く無縁の様な素振りで平然としているのでしょう。

いつも通り、無邪気に振舞う彼に、気後れしながらついていくのが精一杯の彼女。

とっても近い距離にいるはずなのに、アッという間にどこかへ飛んで行ってしまう。

恋心を抱いてしまった彼女には、彼は近くて遠い存在。

彼はきっと皆の人気の的的存在なのでしょう。

自分の気持ちに気付いてくれない彼に焦りを感じます。

このまま気付いてくれなかったら、彼が他の人を好きになったらとどうしよう。

片思いのまま終わっていってしまうかもしれない。早く素敵な女性になって、彼の心を射止めたい!と思うほど彼女のはやる気持ちが抑えられなくなります。

彼女の焦りは、だんだんと高まっていきます。

いったい誰を好きなんだろう。その言葉の裏には「自分のことを想っててほしい」という願望はもちろんあるでしょうね。

私はいつもここで待ってるよは、こんなにあなたの事を思ってる人間が、こんな側にいるのに、どうして気付いてくれないの？という風にも聞こえます。

この闇の中じゃと彼女が思うのは、彼の事が全く分からないからですね。

彼が彼女に見せる優しさや、好意がありそうな曖昧な仕草は、かえって彼女を苦しめるだけ。

本当に彼女が知りたいのは、彼の気持ちが愛情なのかどうかなんですよ。

そこで、彼女は繰り返します。

彼の心が知りたい。本当の気持ちが知りたいのです。

彼が心に抱くのが「愛情」なら彼女の世界は180度変わるんですから。

カントリー調のインテリアがなんとなく懐かしく感じる背景で始まるMV。

タイトルの「声を聞かせて」のヒントのように、60年代に家庭になったそのころはモダン？だったテレフォンが画面に現れます。

歌を歌う現在のBENIとまるで対比するかのように、おとぎの国にいるようなコスチュームを着たBENIが現れます。

ミニチュアになったBENIは、きっと彼女の控えめな気持ちを象徴しているのでしょう。身の丈もある真鍮のカギを抱えているのですが、いったいそのカギはどんな意味があるのでしょうか？

彼の気持ちを知りたい彼女は、何度も受話器をとります。

受話器の向こうに彼がいれば、彼女の部屋はカラフルな花が咲き誇り幸せに包まれます。

そのあとミニチュアBENIは？カギはどこを開けるため？

MVをご覧になって、その答えを探してみてください。

BENIの「声を聞かせて」はいかがでしたか？

BENIのストレートな恋愛観は、彼女の書く歌詞にも表れているような気がしますね。

恋する女性の代弁をしてくれるBENIのラブソング。

「声を聞かせて」にも大いに共感できるフレーズがたくさん散りばめられていました。