Hump Backティーンエイジサンセットはどんな曲?

Hump Back【ティーンエイジサンセット】歌詞を考察!ユーモアの力とは?歌が象徴するものを深読みの画像

2020年8月19日にリリースされた本作。

大阪生まれ大阪育ちのHump Backといえば青春をテーマに熱く奏でるガールズバンド

本作もタイトルからして甘酸っぱさを感じる彼女たち特有の作品になりました。

テーマはド直球の青春。多感な時期かつ一瞬で過ぎ去った儚い時間。

今振り返るとどんなことを考えていたでしょう。

大人になって振り返ると、キラキラしていたなぁと現状と比べてうらやましく思うかもしれません。

しかし、彼女たちのライブでは、青春は子どもだけのものではないというメッセージが強く届けられています。

夢中になれたらいつだって青春だというメッセージには、多くのリスナーが救われるでしょう。

何よりもずっと青春を歌い続けてくれる彼女たちに元気をもらっているリスナーは少なくないはずです。

タイトルを直訳すると十代と日没という言葉になりますが、このワードを聴いてあなたは何を思うでしょうか。

十代と日没の組み合わせでエモーショナルな気持ちなること間違いなしの一曲です。

渾身の3枚目シングル

8カ月ぶりのリリース

本作は前作「涙のゆくえ」から8か月ぶりのリリースとなりました。

リリースのない期間にもライブハウスでの活動を精力的に行っていた彼女たち。

ライブやセトリに沸くファンでしたが、やはりニューリリースは別格です。

毎度恒例となったボーカルギター林による手書きブックレットもついています。

 

ライブではこぶし突き上げ不可避

ラストのサビ部分が終わると大きく変わる曲調。

そのあとには曲のタイトルでコールアンドレスポンスが始まります。

曲が終わる寂しさによってエモくも終わりに向かって気持ちが盛り上がっていくこと間違いなしです。

MVでもメンバーがコールアンドレスポンスに合わせて楽しそうにこぶしを突き上げます。

彼女たちのようにラストには思わずこぶしを突き上げたくなるでしょう。

MVにも注目

本作のMVはYouTubeで見ることができます。

MVは歌う彼女たちをずっと映しています。

メンバーがお互いに向き合うようなフォーメンションの彼女たち。

楽しそうに音を奏でる様子が続きます。

Hump Backのイメージといえば、ギターボーカルの少年っぽさを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

しかし本作のMVでは、大人っぽい黒髪に大人なメイクの林が歌います。

少年のような彼女が見慣れていたリスナーは今回の彼女の雰囲気に驚いたのではないでしょうか。

バンドアイコンともいうべき林の見慣れない雰囲気は非常に新鮮でした。

雰囲気がガラッと変わりましたが、一度聴いたら忘れられない魅力的な歌声は健在。

かっこいい表情で音を奏でたり、メンバー同士のにこやかなアイコンタクト。

新しい雰囲気をまといながらも彼女たちの魅力がいっぱい詰まった映像になりました。

「ティーンエイジサンセット」の歌詞を徹底考察!

映像では新しい雰囲気を醸しつつも、変わらず青春を熱く歌い上げた本作。

青春真っ只中を生きる十代にはもちろん。

熱い思いを抱く大人にも熱く響く内容になっています。

背中を押してくれる本作の歌詞を見ていきましょう。

バンドからリスナーへのメッセージ

ロックンロールを弾いた スリーコード エイトビートに乗って
僕らの歌よどうか突き抜けておくれよ

出典: ティーンエイジサンセット/作詞:林萌々子 作曲:林萌々子

一行目後半はギターや曲調のことを表しています。

自分たちが音を奏で、その歌を精一杯届けているということを表現しているのでしょう。

自分たちの歌よどうか届けと願いを込め歌います。

バンドからリスナーへのメッセージともとれるこの歌いだしは、今から始まるのだという緊張感を与えます。

落ち込む現実と理想