キャリア45年以上のスーパースター
郷ひろみと言えば日本歌謡界、ポップス界を代表するスーパースターです。
1972年のデビューから45年以上を経てもそのオーラは衰えることを知りません。
60歳を過ぎてもなお変わらないパワフルでセクシーなパフォーマンスは見事としか言いようがないものです。
まさに、昭和から平成を駆け抜けたスーパースターと言っていいでしょう。
これだけ長いキャリアですので、代表曲や名曲と言われる曲もたくさんあります。
その中から10曲を選ぶのは正直至難の業です。
ですが、ファンの方々にツッコまれることを承知の上でやってみましょう。
まずは10位~6位の発表
第10位:言えないよ
オリコンチャートでは最高27位と平凡な数字です。
しかし最終的には35万枚以上のセールスを記録しました。
ロングセラーとなり、長くヒットし続けた結果なのです。
第27回日本有線大賞では優秀賞を獲得しています。
前にリリースされヒットした曲が「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」。
この「言えないよ」の後にヒットしたのが「逢いたくてしかたない」です。
この3曲は「バラード3部作」と呼ばれ、どれもヒットしました。
詳しくはこちらの記事にも書かれていますのでぜひ読んでみてください。
郷ひろみ『言えないよ』が切なすぎて共感したという人続出!?気になる歌詞の意味を徹底解剖! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
郷ひろみさんの数ある楽曲の中でも、特に人気があるのが「言えないよ」というバラードです。「好きだけど告白できない」という、もどかしくて切ない恋心が歌われていて、共感する人が続出しています。そんな「言えないよ」という曲の魅力について、郷さんのプロフィールと共に歌詞を徹底解剖します!
第9位:禁猟区
前のシングル「帰郷」に引き続き作詞・阿木燿子、作曲・宇崎竜童のコンビを起用。
宇崎竜童は当時ダウンタウン・ブギウギ・バンドとして活動する傍ら作曲家としても売れっ子でした。
「プレイバック Part2」など、山口百恵のヒット曲の多くを手がけヒットさせています。
従来の歌謡曲にはないワイルドなロックっぽさが宇崎竜童の曲の魅力です。
大人の恋愛をカッコよく描く阿木燿子の歌詞も素晴らしいものでした。
当時はちょうど明るいアイドルだった郷ひろみが大人のシンガーに成長しようとしていた時期です。
大人の恋愛を歌うのは彼にとって大事な挑戦だったのでしょう。
第8位:林檎殺人事件
1978年6月にリリースされた27枚目のシングルです。
郷ひろみが出演していたTBS系ドラマ『ムー一族』の挿入歌でした。
『ムー一族』は久世光彦演出によるドラマで、過激でアバンギャルドな演出が話題でした。
視聴者からのハガキを読んだり、生放送を行ったりと通常のドラマと違うエンターテインメントだったのです。
郷ひろみにとっても、コメディ要素の強い演技は表現の幅を広げる意味で大きかったのではないでしょうか。
意味不明な歌詞と明るい曲調が印象的な曲です。