槇原敬之売り上げランキング第10位
1996年9月25日にリリースされた槇原敬之15枚目となるシングル「どうしようもない僕に天使が降りてきた」。
22年も前の楽曲ですがいまだに多くのファンを魅了しています。
JOYSOUNDによると、槇原敬之カラオケ人気ランキングで同曲は12位にランクイン。
これまでにリリースされたシングル売上第10位(32.1万枚)にランクインした大ヒット曲です(オリコン調べ)。
今さら聞けない槇原敬之ってどんなミュージシャン?
1969年大阪生まれの槇原敬之。
高校在学中、当時坂本龍一がMCを勤めていたNHK-FM「サウンドストリート」という番組内のデモテープコーナーに楽曲を応募しました。
世界の坂本から、「この楽曲は良いバランスで仕上がっている」と絶賛され、番組内でフルコーラス放送されたほどです。
1990年3月、「AXIA MUSIC AUDTION'89」でグランプリを獲得し同年10月にはシングル「NG」でメジャーデビューを果たしました。
あの人が従兄!?
ところでロックバンド「すかんち」といえば伝説的なロックバンドですよね。
実は、ボーカル兼ギター、ミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』や『ピーターパン』などで大活躍のローリーは、槇原敬之の従兄です。
槇原敬之のデビューシングル「NG」でローリーは、サポートギタリストとして参加しています。
槇原敬之とローリー……似ても似つかぬ2人ですが、2人とも天才とはすごい親戚同士ですね。
1991年、大ヒット曲をリリース!
1991年6月10日にリリースされた3枚目のシングル「どんなときも。」は槇原敬之史上最大のヒット曲となりました。
オリコン週間シングルチャート1位、1991年度年間4位を獲得しました。
同曲は織田裕二主演映画『就職戦線異状なし』(1991)の主題歌に起用。
翌92年には選抜高等学校野球大会(甲子園)の入場曲にも起用されるほど、その年を代表するヒット曲となったのです。
槇原敬之逮捕される!
「どんなときも。」リリース以降、「冬がはじまるよ」(1991)、「もう恋なんてしない」(1992)など次々とヒット曲をリリースしていた槇原敬之。
ところが1999年、覚せい剤取締法違反で逮捕されてしまいました。
これにより、それまでリリースされていたCD、DVDなどすべてのタイトルが販売中止。
店頭から回収される事態に追い込まれたのです。
ファンを裏切る行為をしてしまった槇原敬之はもう二度と、同じ過ちは犯さないと約束してくれました。
SMAPに「世界に一つだけの花」を提供
2003年3月にリリースされたSMAP35枚目のシングル「世界に一つだけの花」。
作詞・作曲が槇原敬之で、槇原自身も後にセルフカバーしています。
この曲がどれほど世の中に浸透したか、どれほどヒットしたか改めてお伝えする必要はありませんね。
累計200万枚突破、SMAP解散報道以降さらに売り上げを伸ばし最終的にはトリプルミリオンに達成しました。
SMAPファンにとって、槇原敬之ファンにとっても「世界で一つだけの花」は嬉しい曲でもあり悲しい曲でもあります。