Utopiosphereの幻想的な歌詞の意味とは?

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世界的に人気の音楽アプリゲーム「Deemo」のプレイ曲である「Utopiosphere」。

「Utopiosphere」の独特で幻想的な音楽は「Deemo」のプレイ曲の中でも人気の曲です。

「Utopiosphere」がキッカケでMiliの音楽が好きになった人も多いはず。

今回はこの曲を和訳し、その歌詞の意味を考察していきます。

カタカタ読みで歌える!Utopiosphereの歌詞と和訳を考察

「Utopiosphere」は英語の歌詞ですが、造語が多く使われています。

タイトルである「Utopiosphere」も英語としては存在せず、Miliが作り出した造語のようです。

造語が多いので、カタカナ読みで覚えて歌ったほうがカッコよく聞こえますよ。

カタカナ読みで覚えて歌ってみてくださいね。

ここからは、歌詞のカタカナ読みを紹介しながら、和訳とそれに含まれた意味を読み解いていきます。

理想郷へと踏み入る

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まず、イントロでシンバルの音と足音のような音が聞こえるのが印象的です。

誰かが理想郷へ向かって歩いている足音でしょう。

そして、小さな子どものような声が「クライ?」と言っているように聞こえます。

Step through the gate into Utopia
ステップトゥルー ザ ゲイトー イントゥ ユートピア
Sink into a world of Melodia
シンク イントゥ ア ワールド オブ メーロディア

理想郷へゲート通って踏み出し
旋律の世界に沈め

出典: Utopiosphere/作詞:Mili 作曲:Mili

この歌詞の部分は誰かのセリフのように感じられます。

誰かが理想郷へと行くように案内をしているのかもしれません。

理想郷へ向かい、その世界に足を踏み入れます

その理想郷は旋律の世界。

旋律とはメロディのことで、メロディは音と音が繋がってできるものです。

旋律の世界に沈めとは、音と音の間に入るほどに深くこの世界に入り込みなさい

そう言っているように聞こえます。

Utopiosphereの幻想的な世界を言葉遊びのように表現する歌詞

ユーフォベリアがカーディオイドの足跡を残して歩く世界

Black lace
ブラックレイス
Euphoberia hurries away
ユーフォベリア ハリース アウエイ
Tiny legs
タリ レッグス
Leaves behind a track of cardioid
リーヴス ビハインド ア トリック オブ カーディオド

黒のレースのように
ユーフォベリアは逃げ急ぐ
小さな足
ハートの形の足跡を残し

出典: Utopiosphere/作詞:Mili 作曲:Mili

ここからの歌詞は理想郷の様子を描いています

黒のレースかと思ったら、それはユーフォベリアでした

ユーフォベリアとは古代に生息していたムカデの一種です。

ムカデという意味の単語「centipede」を使わずに「Euphoberia」と表現している。

ここは理想郷で幻想的な異空間の世界だと表現したかったのだと思います。

目の前を歩くユーフォベリアのたくさんの足はとても小さく、ハート形の足跡を残して歩いていきました。

カーディオイドとはマイクの波形のことで、その波形はハート形をしているそうです。

理想郷は旋律の世界なので、ユーフォベリアが歩くごとにハート形の波形を残して歩いているのでしょう。

怖く感じるけれど、そこは幻想的な世界。

和訳してみると一つ一つの単語が言葉遊びのように選ばれているのがわかります。

Twisted creation
トゥイースド クリエイション
Phosphorescent apparition
フォースリスト アプション
Heart disorientation
ハート ディスオリテーション
Bemusement
ビーミュースメント

ねじれた創造物
燐光する幻
心を見失う
困惑

出典: Utopiosphere/作詞:Mili 作曲:Mili

理想郷に更に深く足を踏み入れていくと、次に目に入ったのは、ねじれた創造物と青白く光る幻

この理想郷とはなんなのだろう?

ここに来て大丈夫だろうか?

言葉に誘われ理想郷に踏み込んだ人物は、心を失うほど恐怖を感じています

困惑し、不安になっていく様子が見えるようです。

感情のメリーゴーランド