【20 years old/ONE OK ROCK】歌詞＆和訳を徹底解説！収録アルバムも紹介♪

自分の中に吸収したものは、すべて大事なもののはずなのに

あの方が良かった、この時のほうが良かっただとか

何で優劣つけてんだろう

その時感じたことは、どれも最高だったはずなのに

月日は思い出までも色褪せたものにしていくんだろうか、それってどうにもできないことなの？

人が寄ってくるときは慌ただしくて、うっとうしささえ感じることもあるけど

波が引くみたいに、結局去っていくんだ

寂しさだけを置いて

【20歳、何を教えてくれるんだ？】

いったいどれだけのものを取り違えて、はき違えて、意味を見失ってきたんだろう？

本当に必要な、大切なモノはばかみたいに見落として、どうでもいいことばっかり残ってるんだ

こんな気持ちになるんだぜ

【『狂ってくみたいに感じるんだ』冗談じゃねぇ！】

20歳になったら世間的に”大人”と言われるようになって

これまで僕が生きてきた世界とは、きっと違う基準で物事が決められて

今までの僕の生き方が誰かに、何かによって判断されてしまうのか

そして80歳になった時には

それを決める人たちはいったい誰なの？

20歳の時とは違って、今度は自分より若い人たちに決められてしまうことになるの？

【20歳、何を示してくれるんだ】

いったいどれだけのものを取り違えて、はき違えて、意味を見失ってきたんだろう？

それに気付くことのないまま30歳になったら、いったい僕はどんな人間になるんだろう

【僕が絶対になりたくない奴】

理由はわからないけどさ……

可能なことなら時を止めて、今のままの僕でいたい……

A post shared by TORU ONE OK ROCK (@toru_10969) on Apr 10, 2017 at 2:49am PDT

生まれてきてから20年。

大きな目で見れば、ほんの一瞬、きらめきほどの時間。

人間の一生で考えても、まだほんの駆け出しの期間。

だけど20歳の青年本人には、とても大きなことで、とても長い時で、これを節目に立場が変わるような歳でもあります。

これまでの自分がどんなであったのか、これまでの生き方は間違いではなかったのか。

これから世間は急に”大人”として見てくることへの戸惑いや自分に対するジレンマが、痛いほどに伝わってきますね。

まだ10代の方々は、これからまさにこういう想いに直面するでしょうし、もうとっくに20歳など過ぎた……という人生の先輩方も、若かりし頃はこんな想いを抱いたとほろ苦く思い出すことでしょう。

親子や、年の離れた友人とこの「20 years old」を聴いて語り合うのも、また一興ではないでしょうか。