1.エンジェルベイビー
2.二回戦
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PV
清楚な瞳が印象的なジャケットのヒロインは蒼波純さんです。
ヒロインに振られた冴えない息子と、妻からないがしろにされる冴えない父親が、音楽を通じてリンクしていくパンキッシュなストーリー。そんな物語の中で、ファンタジックなステージで歌うのが峯田さんです。
「絶対に真似しないでください」のテロップが付けられそうな、過激な内容に仕上がっています。ちょっと友人には勧めづらいかな…(笑)怖いもの見たさでチェックしてね。
歌詞
それでは、「ピュアすぎる」と賛否両論分かれる話題の歌詞、見ていきましょう。
どうして僕 いつもひとりなんだろ ここじゃないどこかへ行きたかった
自意識と自慰で息がつまる頃 ラジオからロックが流れた
出典: http://j-lyric.net/artist/a0006e0/l0418a1.html
この楽曲の主人公は、アイデンティティの狭間、「自分とは何か」という疑問の中で苦悩する中学生くらいの男の子。
いつも独りきりのような、不安と焦りに押しつぶされそうな毎日の中、彼の心をロックンロールが救ったのです。
まるで時間が止まったみたいだよ 気づいたら あの子をおもってた
夜の静けさを切り裂くように スピーカーからロックは僕に叫んだ
出典: http://j-lyric.net/artist/a0006e0/l0418a1.html
少年にとって、ロックは衝撃でした。
力の限りに叫ぶ歌声も、やかましいほどの演奏も、不思議なほどに心に響いたのです。
真夜中、まるで世界にひとりっきりのような気分を、一瞬で吹き飛ばす音楽との出会いです。
hello my friend 君と僕は一生の友達さ
さようなら 美しき傷だらけの青春に
出典: http://j-lyric.net/artist/a0006e0/l0418a1.html
「君」とはおそらくロックンロールのこと。
一生おそらく離れられないものに、少年はその夜初めて出会ったのです。
ロックンロールは世界を変えて 涙を抱きしめて
ロックンロールは世界を変えて エンジェルベイビー ここにしかないどこかへ
出典: http://j-lyric.net/artist/a0006e0/l0418a1.html
学校では情けないやつの自分を、好きな子にも相手にされない冴えない自分を、忘れさせてくれるロックンロール。
初めて自分をスターにしてくれたロックンロール。
「エンジェルベイビー」は、彼にとってのロックなのでしょう。
hello my friend 君と僕なら永遠に無敵さ
さようなら 美しき傷だらけの青春に
出典: http://j-lyric.net/artist/a0006e0/l0418a1.html
ステージの上の峯田は確かに無敵でした。
熱気あふれる観客席を巻き込んで、そこにいるすべての人間を沸かせて、スポットライトを浴びて無我夢中で叫ぶ。
そんな彼は、青春という檻から、ロックによって救われたのです。
ロックンロールは世界を変えて 涙を抱きしめて
あの子のちっちゃな手を繋がせて ねえ エンジェルベイビー ここにしかないどこかへ
出典: http://j-lyric.net/artist/a0006e0/l0418a1.html
それまでまるで自分なんか相手にしてくれなかったような女の子が、ギターを鳴らす姿をカッコいいって褒めてくれたことだってあったのでしょう。
それは文字通り、世界が変わる瞬間です。