塔の上のラプンツェル挿入歌「自由への扉」とは?
塔の上のラプンツェルの挿入歌って気になりませんか?
ディズニー映画では、登場人物の心情を歌で表現することが多いです。
このことから挿入歌を読み解かなければ、ラプンツェルを十分に満喫したとはいえません。
ラプンツェルが「自由への扉」を歌う気持ちを読み解きます。
「自由への扉」を攻略して、塔の上のラプンツェルを極めましょう!
「自由への扉」YouTubeで動画をチェック!
塔の上のラプンツェルで、「自由への扉」をラプンツェルが歌う動画をみつけました。
「自由への扉」をラプンツェルが歌うシーンを抜粋したものです。
この動画をみるだけで、挿入歌がとても大切であることがわかります。
まずは、動画で塔の上のラプンツェルを感じてみましょう。
やっぱり何度みてもきれいな描写です。
3DCGであるのに、あえて2Dのようにみせる技術。
ここまでのこだわりはなかなかありません。
ラプンツェルの長い髪がとても印象的なシーンです。
ではここから、なぜ塔の上のラプンツェルで挿入歌が必要なのかを説明してみます。
本編で描き切れない日常を歌で表現!
それぞれの映画で一番のテーマになることは、本編で十分に時間を取りたいものです。
しかし、テーマを伝えるためには、主人公のバックグラウンドがわからなければ共感しにくくなります。
このバックグラウンドを極力短い時間で、なおかつわかりやすく伝えるために歌で表現しているのです。
ディズニー映画では、よく取り入れられる手法になります。
塔の上のラプンツェルでいえば、「自由への扉」という挿入歌はとても大事な役目をはたします。
歌詞と映像をマッチさせ、効率よく主人公のバックグラウンドを伝えられています。
ちょっと挿入歌の意味を考えてみましょう。
挿入歌の効果がすごい!
「自由への扉」という挿入歌と断片的な映像だけで、ラプンツェルの日常生活がわかる。
これってよく考えるとすごい技術ですよね。
連続ドラマであれば2~3話くらいの展開になってもおかしくない内容です。
この規模の内容を挿入歌で2~3分に凝縮してしまうのですから。
挿入歌で生い立ちを伝えることを思いついた人って誰なのでしょう。
ついついサラッと流してしまいがちな挿入歌。
意外とすごい技術だと感心してしまいます。
塔の上のラプンツェルがすごい3つのこと
塔の上のラプンツェルは、ほかにはない3つのすごいことがあるのをご存知ですか?
この3つのすごいことを知ってしまうと、即DVDなどチェックしたくなることでしょう。
まだ塔の上のラプンツェルをみていないあなたに、ネタバレしないように注意しながら説明します。
公開日前日が悪夢の日
塔の上のラプンツェルのタイトルを知らない人のほうが少ないでしょう。
それだけたくさんの人に勇気と感動を与えた作品です。
塔の上のラプンツェルは、ディズニー映画の中でも主力作品として位置づけられます。
たくさんあるディズニー映画の中でも、特に日本では強い印象を残します。
なぜこのようなことがいえるかというと、日本での公開日がとんでもない日だったのです。
塔の上のラプンツェルが日本で公開されたのは2011年3月12日。
そう、できるならば夢であってほしかった3.11の次の日に公開されました。
当時の状況はみなさんご存知の通り、まともに電気を使用できる環境ではありませんでした。
相当なダメージが残り、上映にこぎつけられない映画館もたくさんありました。
そんな先がみえない状況でも、着々と観客動員数を伸ばし続けた塔の上のラプンツェル。
こんな作品が今までにあったでしょうか。
3.11の悪夢のような出来事の逆境をのりこえ、あらゆる世代に受け入れられたのです。