「美女と野獣/Beauty and the Beast」
この記事では楽曲「美女と野獣」（原題:Beauty and the Beast)について解説していきます。
この曲は同タイトルのディズニー映画「美女と野獣」の主題歌としてリリースされました。
そこでまずディズニー映画「美女と野獣」について見ていきましょう。
1991年公開のアニメ版、2017年公開の実写版の両方について紹介します。
多少ネタバレも含みますので、これから映画をごらんになる方はご注意ください。
ディズニー映画「美女と野獣」
1740年にヴィルヌーヴ夫人によって最初に書かれた。現在広く知られているのはそれを短縮して1756年に出版された、ボーモン夫人版である。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/美女と野獣
原作の設定や舞台背景などは用いていますが、ストーリーの展開は異なる作品になっています。
一般には1989年公開の「リトル・マーメイド」からディズニー・ルネサンス期に入ったと言われています。
その「リトル・マーメイド」の成功を受けて世に出されたのがこの「美女と野獣」です。
アニメ作品初のアカデミー賞作品賞候補
「リトル・マーメイド」に続き音楽を担当したのはアラン・メンケンです。
また作詞には同じくハワード・アッシュマンも参加しています。
この2人のコンビによる楽曲を使ったミュージカル仕立ての作品は高く評価されました。
アカデミー賞作品賞候補
そのおかげか第64回アカデミー賞では作品賞にもノミネートされました。
当時はアニメーションの賞はなく普通の映画作品と並んで選ばれました。
アニメーション映画が作品賞に選ばれたのは初めてのことでした。
第64回のアカデミー賞の作品賞候補作品は次のようになっています。
『羊たちの沈黙』
『美女と野獣』
『バグジー』
『JFK』
『サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方』
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/第64回アカデミー賞
このときの受賞は「羊たちの沈黙」でした。
日本でもヒットした「羊たちの沈黙」や「JFK」と並んでノミネートされていたんですね。
作曲賞および歌曲賞
第64回アカデミー賞では「美女と野獣」は音楽関連の賞を受賞しています。
まずはアラン･メンケンが「美女と野獣」で作曲賞を受賞しました。
さらに歌曲賞でも楽曲「美女と野獣」が受賞しています。
この歌曲賞では候補曲5曲のうち3曲が映画「美女と野獣」のものでした。
"美女と野獣"（『美女と野獣』）
"Be Our Guest"（『美女と野獣』）
"Belle"（『美女と野獣』）
"When You’re Alone"（『フック』）
"(Everything I Do) I Do It for You"（『ロビン・フッド』）
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/第64回アカデミー賞
