映画「リトル・マーメイド」挿入歌
「パート・オブ・ユア・ワールド」はディズニー映画「リトル・マーメイド」の挿入歌です。
そこでまず映画「リトル・マーメイド」について見ていきましょう。
ただし映画の内容について、多少のネタバレがあります。
映画をこれからご覧になる方などは、ご注意ください。
映画「リトル・マーメイド」
『リトル・マーメイド』(原題:The Little Mermaid)は、1989年11月17日に公開されたディズニー映画。日本での公開日は1991年7月21日。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/リトル・マーメイド
「リトル・マーメイド」は90年代以降のディズニープリンセスブームの幕開けとなる作品です。
この作品から作曲家「アラン・メンケン」が参加しています。
そしてこのあとのディズニー音楽を代表する人物となります。
この曲もアラン・メンケンの手による名作の1つと言えるでしょう。
原作はアンデルセン童話
アンデルセンの原作で人魚姫は泡となります。
しかしディズニー版ではエリック王子と無事結婚します。
ディズニー映画ですので子供も楽しめるようにということもあるでしょう。
そのため分かりやすい形になったのかと思います。
そして、その分かりやすさゆえに子供以外の多くの人にも受け入れられました。
続編も製作
また人魚姫アリエルが生きていることで、続編を作ることもできました。
続編として、2000年に映画の後日談を描いた『リトル・マーメイドII Return to The Sea』が発売。同じく、映画より前のアトランティカの様子を描いた『リトル・マーメイドIII はじまりの物語』が2008年に発売された。また、1992年に本作と同じタイトルで、TVシリーズ化もされた。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/リトル・マーメイド
ちなみに「リトル・マーメイドII」はアリエルの娘が活躍するお話です。
ご覧になったことのない方はぜひ。
原作のエンディング
余談にはなりますが、原作のエンディングについて少し解説します。
先ほど「泡」になると書きました。
実際には「the daughter of the air」というものになります。
直訳すれば「空気の娘」ということになるでしょうか。
場合によっては「空気の精」という言い方をする場合もあります。
そして、このまま300年良い状態だと、永遠の命が与えられることになります。
人魚姫は人魚として幸せになるのではなく、聖なるものに生まれ変わるのです。
ある意味ハッピーエンドなのかもしれません。
短いお話ですので、気になる方はぜひ原作も読んでみてくださいね。
「パート・オブ・ユア・ワールド」
さて、話はこの曲にもどります。
この曲の原題はそのまま「Part Of Your World」です。
直訳すれば「あなたの世界の一員」という感じになります。
陸の世界の住人になりたいというアリエルのあこがれを歌った作品です。