尾崎豊の楽曲「OH MY LITTLE GIRL」について
尾崎豊の代表曲の一つ
ではまず初めに、今回紹介する尾崎豊の曲である「OH MY LITTLE GIRL」についてお話ししていきます。
「OH MY LITTLE GIRL」は、1994年1月21日にリリースされた尾崎豊の中でも通算13枚目となるシングルです。
尾崎豊といえば「I LOVE YOU」というイメージを持っている人も多いかと思いますが、実は尾崎豊の代表曲としてこの「OH MY LITTLE GIRL」も挙げられるのですよ!
今では「OH MY LITTLE GIRL」という曲名で知られていますが、もともとこの曲のデモテープ完成時の時点では「となりのガール」という名前だったのだそう。
しかし当時彼を支えていたプロデューサーである須藤の助言によってこの曲のタイトルが決定したとのことです。
「OH MY LITTLE GIRL」は、様々なドラマや映画の主題歌にも起用されました。
1994年には、ドラマ「この世の果て」の主題歌になりました。
また2001年には映画「LOVE SONG」の主題歌に、そして2014年には映画「ホットロード」の主題歌にも抜擢されました。
この曲はオリコンチャート・ランキングにもランクインしており、週間オリコンチャート・ランキングでは堂々の1位に。
そのほか1994年度年間オリコンチャート・ランキングでは16位にランクインしました。
10年以上の時を超えてもなお、数多くのアーティストに歌われ続けている「OH MY LITTLE GIRL」。
この曲こそ、尾崎豊が残した名曲なのではないでしょうか!

「OH MY LITTLE GIRL」の歌詞を読み解く
ある1つの出逢い…
こんなにも 騒がしい街並みに たたずむ君は
とても小さく とっても寒がりで 泣き虫な女の子さ
街角のラブソング 口ずさんで ちょっぴり僕に微笑みながら
凍えた身体 そっとすり寄せて 君は口づけせがむんだ
出典: OH MY LITTLE GIRL/作詞:尾崎豊 作曲:尾崎豊
まずは、こちらの歌詞を見ていきましょう。
ここでは、ある1つの情景がイメージできますね。
もしかすると、クリスマスなのでしょうか。
"騒がしい街並み"や"凍た躰"というキーワードからも、クリスマスを連想させるかのような歌詞になっていることがわかりますね。
そんな寒い中、1人の"泣き虫な女の子"を見つけます。
この歌詞から、その女の子が"ぼく"に愛情表現をしているということがわかります。
いつまでも離れないと誓うよ
Oh My Little Girl 暖めてあげよう
Oh My Little Girl こんなにも愛してる
Oh My Little Girl
二人黄昏に 肩寄せ歩きながら
いつまでも いつまでも 離れないと誓うんだ
出典: OH MY LITTLE GIRL/作詞:尾崎豊 作曲:尾崎豊
では次に、こちらの歌詞を見ていきましょう。
これは、「OH MY LITTLE GIRL」のサビに歌われる歌詞ですね。
この歌詞の中で、曲名でもある「OH MY LITTLE GIRL」が連続して使われています。
これがどういった意味を表すのかというと、ここでは"愛おしい人"と捉えて良いかもしれません。
そして、このように連続して使うことでより愛の深みをかじることができるようになっているのが印象的です。
無邪気に笑う君が愛おしくて
凍えた躰そっとすりよせて君は口づけせがむんだ
君の髪を撫でながらぼんやりと君を見ているよ
甘えた声で無邪気に笑うぼくの腕に包まれた君を
出典: OH MY LITTLE GIRL/作詞:尾崎豊 作曲:尾崎豊
そして、こちらの歌詞にも注目しましょう。
ここでは、2人が一緒に時間を過ごしている情景が想像できますね。
無邪気に笑っている"君"がなんとも愛おしいんだということが、歌詞で表現されています。
あなたも、恋人などあなたにとって大切な人が無邪気な顔をしていると、やはりその相手が愛おしく感じるのではないでしょうか。
この歌詞では、そんな情景が想像できるような歌詞になっていることがわかります。
このように、「OH MY LITTLE GIRL」は温かみのある歌詞の中にどこかせつなさが溢れる恋のシチュエーションが表現されていることがわかりましたね。
歌詞もシンプルで、とてもわかりやすいことが印象的となっています。
無邪気に笑っている"君"がなんとも愛おしいと、歌詞では描かれていない表現でもそんな想いが伝わる不思議な曲であることがわかりました。
ぜひ一度、聴いてみてください!