信頼し合っていた君と私の思い出はたくさんあったはずです。

そのたくさんの思い出を簡単に忘れてしまっても構わないと私はいっていますが、簡単に忘れることはお互いにできないはず。

かっこつけたい意地を通す私ですから、意地を張って強気な発言をしていると考えられます。

「歪む」という言葉には、心や行いなどが正しくなくなるという意味もあります。

私は君を嫌いになる私が嫌いになっており心身ともに疲れ切っている状態なのではと考えられます。

心身ともにボロボロになっていく私の姿を君に見せたくないというメッセージが込められているのではないでしょうか。

別れへの本心を明かしてのラスト

あの日誓い合った約束はもう 忘れても構わない
最後くらいかっこつけたい 滲んだオレンジ
振り返らないで
沈んだオレンジ 振り返ってよ

出典: オレンジ/作詞:津野米咲 作曲:津野米咲)

スタートの別れの歌詞に、私の悔いが残っているような言葉が追加されて曲が終わります。

「沈む」には、夕日が沈んで周辺が暗くなった様子と、君と別れてしまい悲しみに沈んでいる心情の、二つの意味が掛けられていると考えられます。

きっと、このラストフレーズが私の本心なのでしょう。

勢いで別れてしまったのか私は君と別れることに悔いが残っているようです。

けれど、君は一向に振り向く気がない。

「振り返ってもう一度、声を掛けてくれてもいいじゃないか。さびしいよ。」と君に向かって叫びたそうな私。

長年付き合ってきたのだからお互い似ている部分も多かったはずです。

私は君とは違うと思っていたけれど、最後のお互い振り返らない様子ですと、結局のところ似た者同士だったと考えられます。

おそらく、似た者同士の二人はもう二度と会うことはないのではないでしょうか。

悔いが残る別れは儚いものです。

まとめ

赤い公園【オレンジ】歌詞の意味を解説!2人はこれからどうなるの?タイトルの由来と投影する心情にも迫るの画像

2021年3月1日赤い公園公式サイトより、解散の決定が発表されました。

『オレンジ』の二人は二度と会うことはないと考察しました。

赤い公園も解散することになり、『オレンジ』の歌詞と重なり心苦しい思いです。

リリースすることも難しい状況の中、赤い公園は『オレンジ』をリリースしてくれました。

多くの方に『オレンジ』を大切に聴いていただきたいです。

赤い公園 過去楽曲もチェック

赤い公園についてOTOKAKEに掲載されている記事をご紹介します。

独創的な歌詞が印象的な『消えない』。

ネオンに照らされ80’sテイスト満載の『Highway Cabriolet』。

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今回ご紹介するのは、ガールズバンド赤い公園の「消えない」です。タイトルの「消えない」という言葉の通り、忘れられないある気持ちを描いた歌詞。今回の記事では「消えない」の歌詞の意味を徹底解釈していきます。その思いの正体とは一体何なのでしょうか。

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