もしもボクが神様だったら
人生とかいう名の分が悪い博打
疾うに とっくに廃止して
燃えるゴミの日にまとめてぽいっだ
出典: 輪廻転生/作詞:まふまふ 作曲:まふまふ
「もし自分が神様だったら、人生なんて制度はとっくに廃止している」
まふまふらしい暗いメッセージから始まります。
人生に絶望しているような、そんな意味にも受け取れます。
基本的にまふまふが曲作りで公言しているのが、「自分の中にあるものから言い換えて曲を作っている」ということです。
まふまふ自身ツイキャスやTwitterから人生に悩んでいる様子が伺えることが多く、ネガティブワードを含んだ歌を多く書いています。
でも、まふまふが描く世界は暗いだけではないのです。
匿名で中傷する人間への警告?
教えておくれ
今日日の世の神様の作りかたを
教えておくれ
人は人を裁いていいのだろう?
出典: 輪廻転生/作詞:まふまふ 作曲:まふまふ
まふまふは悪い意味の「大人」や「社会」に対しとても敏感です。
色々な既得権益、大人のしがらみや陰口に歌で反抗しているような歌詞が多いです。
この部分の歌詞も「人間は人間を裁く権利があるのか?」と聴く人に問いかけているように思います。
歌はこのように続きます。
どれだけ泥が泥を捏ねたって
泥以外作れやしない
君も生まれ変われ
輪廻転生
出典: 輪廻転生/作詞:まふまふ 作曲:まふまふ
最後の締めくくりは「生きろ」
世界中 誰も神頼みで
未来も何も見いだせない
等しい幸せなど
ゆめゆめ願いやしない
この世に終わりをつけておいて
終えるななんて何様だ
全て生まれ変われ
輪廻転生
出典: 輪廻転生/作詞:まふまふ 作曲:まふまふ
この最後の部分の歌詞を筆者はこう解釈しました。
「人生は不平等であり、均等な幸せが巡ってこないなんて当たり前のこと。この世が腐ってるとか、終わってるとか社会に絶望して自分が死ぬくらいの度胸があるなら、輪廻転生したつもりで死ぬ気で生きろ」
不平等な変えられない世界を嘆く前に、自分が変われば世界が変わるとまふまふは歌っているのではないでしょうか?
一見して絶望的に世の中を斜めに見ているように感じられる歌詞も、解釈の方法によっては、ネガティブな方向から見た苦しんでいる人への応援歌を歌って要ると筆者は感じました。
人それぞれ解釈の仕方はあると思いますが、人間の汚い部分や暗い部分を描いている「輪廻転生」は聴いた多くの人の心を打つと思います。
まとめ
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