松尾芭蕉には、確かに隠密説や忍者説があります。
歴史の隠れた秘密、ミステリーとして、比較的よく知られた話です。
おくのほそ道の旅は、松尾芭蕉が公儀隠密として歌枕を巡る旅を隠れ蓑に東北地方のスパイ活動をしていた、などという説です。
宿泊日程の不自然さ、また当時45歳の松尾芭蕉にしては驚くほどのスピードでの移動距離から、そういう説が生まれたようです。
実際はどうだったのかわかりませんが、歴史のロマンを感じる話ですよね。
そうした松尾芭蕉のことから、一気にカー用語へ。
まるでプリウスの仕様書のようです。
ほうほう、リクライニングシートに、カップホルダーまでついているのか……。
とついつい興味を惹かれてしまいますね。
ダイブダイブ!!
ざわめき遠ざける
高剛性ボディの遮音性
不易流行 客観写生
一句 詠んどく?侘びさびに任せ
快適なレザーシート
にもたれてしばしのシンギングタイム
柔らかく包みこむヒップラインから
生まれる575のパンチライン
蛙飛ぶイメージイメージで
古池にダイブダイブして
蛙飛ぶイメージイメージで
古池にダイブダイブ
出典: 水曜日のカンパネラ/作詞:ケンモチヒデフミ 作曲:ケンモチヒデフミ
革新的技術で誕生したプリウス。
これを松尾芭蕉がもし現代にいて、目の当たりにしたとしたら。
確かに、「おお、これはすごい。ではここで一句。」となるかもしれません。※あくまでもイメージです。
試乗したら、さらにインスピレーションが湧いてくるでしょう。
さあ、この至福の乗り心地をどう5・7・5に落とし込むのでしょうか。
もしかしたら、あの有名な、”古池や”に負けない傑作が誕生するかもしれません。
シュールすぎる水曜日のカンパネラの世界
迷走する水曜日のカンパネラの世界の中で、プリウスと松尾芭蕉は絶好調ですね。
それにしても、歴史に残る俳聖を、こうまでポップに扱ってしまうとは、さすがです。
あの代表作の俳句まで”ダイブダイブ!!”とは、恐れ入りました。
「松尾芭蕉」についての水曜日のカンパネラ講座、これにて終了いたします。
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