水曜日のカンパネラとは?
水曜日のカンパネラは、2012年に結成されました。
当初はYouTube上で曲を発表していましたが、2013年に初のミニアルバムをリリースします。
その後、インディーで5枚のアルバムを発表した後、2016年にメジャーに移籍しました。
ユニークな歌詞と毎回趣向を凝らしたMVが話題を呼んでいます。
最先端のダンスミュージックに、ラップとも語りとも歌ともいえないボーカルが乗る音楽も非常に個性的です。
バンド?ソロユニット?
水曜日のカンパネラをコムアイのソロユニットだと思っている人もいるかもしれません。
それでは、実際はどうなのでしょうか?
コムアイ(ボーカル)
ケンモチヒデフミ(作曲・編曲)
Dir.F(ディレクター)
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E6%9B%9C%E6%97%A5%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%8D%E3%83%A9
コムアイのクレジットは正式には「主演・歌唱」となっています。
「主演」というのは音楽ユニットではなかなか見られない役回りです。
確かにMVでもコムアイが中心ですし、ライブで人前に立つのも彼女だけです。
「主演」という言い方は合っているのかもしれません。 水曜日のカンパネラという名前も、どことなく劇団のような雰囲気がある気がします。
ケンモチヒデフミは作曲と編曲を担当しています。ほとんどすべての曲を手掛けるトラックメイカーでもあります。
水曜日のカンパネラのカッコいいサウンドはケンモチ氏によるものなのです。
もう一人がDir.Fです。「ディレクター・エフ」と読みます。
コムアイとケンモチ氏を引き合わせた人だそうです。そう考えるとグループ結成のカギになった人物ですね。
一般の音楽ユニットで言えばマネージャー兼ディレクターを担当しているとのこと。
裏方もメンバーにクレジットされているところがユニークですね。
「チュパカブラ」って何のこと?
UMA(未確認動物)とは?
さて、それでは今回の記事の本題である「チュパカブラ」という曲について見ていきましょう。
そもそも「チュパカブラ」とは一体何なのでしょうか?
Wikipediaにはこうあります。
チュパカブラ(Chupacabra)は、主に南米で目撃される吸血UMAである。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%91%E3%82%AB%E3%83%96%E3%83%A9
「UMA」とは未確認動物、つまり目撃例や伝聞による情報はあるが、実在が確認されていない生物のことを言います。
チュパカブラは家畜の血を吸うとされていて、人間の被害もあると言われています。
ただ、いまだにその存在を確認できるような決定的な証拠はありません。
チュパカブラを撮影したとされる写真やVTRにも一部ねつ造や他の映像が混ざっているものが多いそうです。
目撃例も野犬やコヨーテなど、他の動物を見間違えたものが多いとのこと。
そんな不思議な未確認動物をタイトルにした曲が「チュパカブラ」なのです。
収録アルバムも『UMA』!
「チュパカブラ」は2016年にリリースされたアルバム『UMA』に収録されています。
アルバムタイトルの『UMA』はもちろん、未確認動物のことです。
このアルバムに収録されている曲は「チュパカブラ」の他にも「ツチノコ」や「雪男イエティ」など、様々なUMAがタイトルになっています。
ぜひ、チェックしてみて下さい!
歌詞の意味を解説!
「吸血」だから?
everybody 注射針
腕まくりして 肘台の上に乗せ
調子はどうだい F型上肢台
駆血帯
刺入部位から上腕10センチぐらい上
選べ太くまっすぐな静脈
クリンナップ withアルコール脱脂綿
出典: チュパカブラ/作詞:ケンモチヒデフミ 作曲:ケンモチヒデフミ