「シャクシャイン」(水曜日のカンパネラ)の歌詞は北海道の〇〇？！元ネタ公開！CD情報・MVも掲載！

まず、水曜日のカンパネラの楽曲である『シャクシャイン』の収録アルバムなど、基本情報について紹介します。

A post shared by KOM_I(wednesday campanella) (@kom_i_jp) on Jan 10, 2018 at 10:40am PST

ユニークで中毒性の高い楽曲で話題のユニット「水曜日のカンパネラ」。

主演・歌唱を務めるキュートなコムアイの自由奔放なライブパフォーマンスも注目を集めています。

彼女たちの魅力がわかる代表曲として『桃太郎』『千利休』『アラジン』『マリー・アントワネット』などがあげられます。最新曲の『ガラ』も人気です。

曲名を見るとわかりますが、人物や物語の名前ばかりですよね。

上記の曲は誰もが知る人物や物語を現代的な視点で解釈したような曲になっていますので、まだ聴いたことがないという方は今すぐチェックしましょう。

そんな彼女たちの代表曲の中でも、特に人気が高いのが今回紹介する『シャクシャイン』です。

この曲は2015年11月にリリースされたアルバム『ジパング』に収録されています。

テーマはずばり「太古の国ジパング」で、アルバムを通して黄金の国を彷彿とさせる独自の世界観が構築されています。

「素直に良いものを出そうと思った」とコムアイが語るとおり、幅広い音楽性をこのユニットならではの音楽にまとめたような傑作に仕上がっています。

『シャクシャイン』が気に入った方は、ぜひこのアルバムも聴いてみてください。

この曲のタイトルの『シャクシャイン』とは17世紀に活躍した北海道のアイヌ民族の指導者です。

その当時は北海道の各地にアイヌ民族が住んでいて、東側に住む人をメナシクル、西側に住む人をシュムクルと呼んでいました。

東と西は争っていたのですが、松前藩との不利な交易を改善すべく1つにまとまります。その時に指導者となったのがシャクシャインです。

この戦いは1669年6月に起き、「シャクシャインの戦い」として歴史上に刻まれています。

このような偉大な指導者の名前をタイトルとした曲が水曜日のカンパネラの『シャクシャイン』です。

『シャクシャイン』の歌詞には北海道の地名・観光スポット・特産物などが出てきます。この曲を聴くと、今まで以上に北海道に詳しくなれるでしょう。

ちなみに、北海道のフェス『RISING SUN ROCK FESTIVAL』でこの曲を披露した際には、大盛り上がりだったそうです。

北海道の魅力が詰まった『シャクシャイン』の歌詞について紹介します。北海道民の方にはたまらない内容ではないでしょうか。

曲のはじまりで唱えている言葉は「鍛高譚（たんたかたん）」です。

白糠町のしそを使って作られる焼酎で、「タンタカ」はアイヌ語でカレイ科の魚を意味します。

その後には、北海道の地名が並んでいます。曲を聴くと、地名がまるでお経のように聴こえてきますよね。

北海道は独特な読み方をする地名がとても多いです。「馬主来（ぱしくる）」など、知らなければ読めないと思います。

「クジラ見える丘公園」は羅臼町にあり、マッコウクジラが見える公園です。

「マッカウス」は同じく羅臼町にあるマッカウス洞窟のことで、珍しいヒカリゴケが生えています。

札幌時計台は有名ですが、「日本三大がっかり名所」と言われている観光スポット。そんな場所でも「NOTがっかり」で行きましょう。

ニッカウヰスキー工場ファクトリーは「日本のスコットランド」とも言われる余市蒸留所です。

北海道でも有名な観光スポット「函館金森赤レンガ倉庫」も出てきます。北海道の観光スポットに詳しくなれますね。

「冬はサビーナぁ」はあき竹城がサビーナという化粧品のCMで発しているセリフ。北海道の寒さが伝わってきますね。

めんみは北海道では有名な調味料です。何にでも使える万能調味料なのだとか。

「マルちゃん焼きそば弁当」「海鮮丼」など、北海道ならではの名産品が目白押しです。