「働いてる」とはどういうことなんでしょう。
おそらく、生きている、生活している、ということと同義かもしれません。
「僕ら」というのは、特定の人たちではなく、男たちのこと。
器用に生きられない男たちは、大きな夢ではないけれど、いつも夢を持って生きている、どうしようもない不器用な男たちということかもしれません。
大きな夢じゃないけど、夢のかけら、くらいでも、夢を持っている、そんなことかもしれません。
愛してるとつぶやいてみた
部屋に響いたけれど
癒やしあったいつもの部屋
小さな物語
どうしようもないのか
どんなに愛してても
過ぎゆく季節も
ため息の日々も
君の笑顔だけ
胸に抱き働いてる
出典: https://twitter.com/arielakitsuki/status/553828243103428608
誰もいない、彼女のいないさみしく暗い部屋で、言えなかった「愛してる」ということばをつぶやきます。
なんらかの理由で、女性に言えなかったのでしょうか。
言えばよかったかもしれない、けれど、また傷つけあったかもしれない、そんなふたりの物語。
もう終わったことだけれど、「君」のことを思って生きている、そんな、不器用な男のひとりごとのような歌詞です。
10枚目のアルバム「愛と夢」
1998年にリリースになった、エレカシ10枚目のアルバム「愛と夢」に「夢のかけら」は収録されています。
ミヤジが当時、打ち込みにハマっていた影響で、ドラムはほぼ打ち込みになっています。
いつものバンド演奏一発レコーディングとは違った趣になっています。
まとめ
今回は、エレファントカシマシの「夢のかけら」についてご紹介しました。
約20年前の楽曲だなんて思えないほど、新鮮で、味わい深い曲です。
歌詞はしんみりしてはいますが、心が穏やかに癒やされるようなメロディです。
2017年、大晦日、エレカシは、紅白では何を歌うのか、どんなファッションなのか、とても楽しみです!
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