夏っぽさを感じられる歌詞を徹底解説!
「夏空グラフィティ」は、歌詞の中にも夏を感じられる要素がたくさん散りばめられています。
「夏を連想するワード」や「夏にぴったりな爽やかな恋」を感じられる歌となっているので、ぜひ歌詞にも注目してもらいたいです。
ということで今回は、この曲の歌詞について詳しく掘り下げて解説していきます。
【1番のAメロ】ファンタジー感のある冒頭の歌詞
タイムマシンの 針を壊して
永遠の夏を 手に入れたんだ
泳げないなんて 知らなかったよ
不器用なふたりの 夏空グラフィティ
出典: 夏空グラフィティ/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹
冒頭からいきなりファンタジー感溢れる歌詞になっていますね!
タイムマシンを使ったり、夏が永遠に続いたりなんてことは、現実の世界ではあり得ません。
なので、この部分は比喩であることが分かります。
夏といえば、海に、花火に、BBQに…と楽しいイベントがたくさんあるシーズンでもありますね。
そんなイベントだらけの楽しい日々(=永遠の夏)がずっと続いている状態を表しているのではないかと推測できます。
「泳げない~」の部分からは、気になる人と一緒にプールや海に行くという青春っぽいシチュエーションをイメージさせますね!
そんな思い出のワンシーンを写真(=夏空グラフィティ)に残すかのように、心に刻んでいるのでしょう。
【1番のBメロ】恋に落ちる様子を描いた歌詞
地球が呼吸を始めて 100秒たったら
この海に飛び込むよ
その瞬間(とき) きっと伝えるよ 笑っていて
止まらない この気持ち
あなたとなら 飛べるよ
出典: 夏空グラフィティ/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹
「地球が~」の部分も、ファンタジー要素満載ですね。
このBメロの歌詞全体を通して読むと「気になる人と恋に落ちる様子」を描いているようにも感じられます。
「海に飛び込む」とは恋に落ちることを指していて、「きっと伝えるよ」とは相手への想いを伝えることといった解釈もできます。
【1番のサビ】大好きな人と一緒に過ごす夏
まぶしい太陽のキラメキのなかで
とびきり熱いままで恋をしたいよ
この手を いつまでも離しちゃいけないのは
あなたひとりだけだよ
抱きしめていて
出典: 夏空グラフィティ/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹
1番のサビでは、爽やかな青春ラブストーリーを思い浮かべることができますね。
真夏の太陽が照らす中、気になる人と一緒にお出かけをして、そして自分の中の恋心がどんどん盛り上がっていく様子を描いているのでしょう。
「この手を~」や「抱きしめていて」という歌詞が出てくるので、この歌詞に出てくるふたりはもしかしたらすでに両想いなのかもしれません。
ただし、冒頭の歌詞で「不器用なふたり」とも出てきているので、友達以上恋人未満といった微妙な関係なのかも…?
なんだか色んな設定を想像することができる歌詞ですね。
とにかく、ここでいえることはこの歌詞の主人公には大好きな人がいて、その人と夏を満喫しているということでしょう。
【2番のAメロ】砂が顔にかかったのを見て…
宝物はね たくさんの想い出
笑いあえたら それだけでいい
砂がかかった あたしの頬を
照れた顔して はらってくれた
出典: 夏空グラフィティ/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹
2番のAメロでは、歌詞の主人公が体験した夏の思い出を断片的に描いているように感じます。
大好きな人と一緒に夏を過ごしたことによって、主人公には想い出がたくさんできたのでしょう。
そしてその想い出は、主人公にとって大切な宝物であることが分かります。
その想い出のひとつとして挙げられているのが、歌詞の後半に出てくる「砂がかかった~」の部分です。
きっと砂浜のような場所で遊んでいる時に、主人公の顔に砂がついたのでしょう。
それを見て、好きな人が照れながら顔を触って砂を落としてくれた。
うーん、想像するだけでキュンキュンするシチュエーションですね!
【2番のBメロ】夏が終わってほしくない主人公
神様の秘密のカバンから
夏だけ盗んで ふたりで並べよう
「いつまでも続けばいいのに」 言ったでしょ
振り切れた この気持ち 白い雲を 越えてく
出典: 夏空グラフィティ/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹