【てもでもの涙/AKB48】佐伯美香＆柏木由紀がオリジナルメンバーだって知ってた！？歌詞あり！

「てもでもの涙」は、チームBのオリジナル公演『パジャマドライブ』で披露されていた曲です。

『パジャマドライブ』が行われていたのは、2008年3月1日～2009年2月1日までの期間。

この『パジャマドライブ』が行われる前までは、チームA・チームKのおさがり公演、つまりは他のチームがすでに行っていた公演内容をチームBで行っていたのです。

チームBは3期生を中心に作られたチームなので、AKB48の中では最後にできたチームでした。

そのためオリジナル公演まで道のりが長く、やっとの思いで掴んだオリジナル公演が、チームB 3rd Stage『パジャマドライブ』だったのです。

キュートでかわいい印象があるチームBですが、その印象をファンに植え付けることができたのも、この頃からなんですね。

『パジャマドライブ』ではチームB全員で歌う曲の他、ユニット曲があり、「てもでもの涙」もユニット曲として披露されていました。

「てもでもの涙」を最初に歌っていたオリジナルメンバーは、柏木由紀と佐伯美香です。

柏木由紀は選抜常連メンバーなので、知っている人の方が多い人気メンバーですが、佐伯美香のことはあまり知らないという方も多いでしょう。

その理由は、佐伯美香は『パジャマドライブ』の公演中に怪我をしてしまい休業、その後卒業してしまっているのです。

公演が行われていた2008年～2009年は、まだまだAKB48の知名度がなかった時期なので、この時期に卒業しているメンバーのことはあまり知られていないでしょう。

佐伯美香は4期生としてAKB48に加入し、2008年2月にチームBに正式にメンバーとして参加しました。

その後『パジャマドライブ』公演に参加しましたが、途中で足の怪我を理由に半年の休業を発表。

そして2009年7月に卒業を発表し、8月に行われた『AKB104選抜メンバー組閣祭り』でグループを卒業しました。

柏木由紀と佐伯美香は、チームBの中では割りとお姉さん的なポジションで大人っぽい印象があったので、「てもでもの涙」にぴったりな2人でした。

また、オリジナルメンバーで歌えることが少なかったこともあり、幻のペアと呼ばれていました。

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「てもでもの涙」は、オリジナルメンバーの佐伯美香が卒業したあとも、様々な場面で披露されてきています。

人気メンバー同士が歌うことが多く、柏木由紀と誰か、というユニットで歌うことも。

その他にもチームBだけでなく、他のチームのメンバー同士で歌うこともあり、大島優子や板野友美なども歌ったことがあります。

「てもでもの涙」自体が名曲なので人気があり、コンサートなどで披露されると歓声が大きいのでファンからの支持を感じます。

昔からのファンだけでなく、最近AKB48を好きになった人までも虜にしてしまう魅力を持っている曲なのです。

佐伯美香が卒業したため、オリジナルメンバーでの「てもでもの涙」は二度と見られないのかと思われていましたが、実は2011年、2014年、2017年に復活しています。

2011年は『AKB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2011』で「てもでもの涙」がランクイン。サプライズゲストとして佐伯美香が登場し、柏木由紀と「てもでもの涙」を披露しました。

2014年には佐伯美香がバイトAKBに応募し、合格。応募した理由は『足の怪我で卒業をしたことをずっと悔やんでいたから』と語っています。

バイトAKBとして様々な公演のバックダンサーなどを担当し、年末に行われた『第4回AKB48紅白歌合戦』に参加し、柏木由紀と「てもでもの涙」を歌いました。

バイトAKBが終了したあとは、AKBグループのスタッフとして働き始めた佐伯美香。マネージャーになりたいと裏方仕事を頑張っている様子が時折知らされていました。

そして2017年4月に行われた『AKB48 3期生10周年公演』の中で、柏木由紀と共に「てもでもの涙」を披露。

佐伯美香は4期生なので、事前に名前が知らされていなかったこともあり、サプライズ出演となりました。

幻のペアと言われた2人ですが、こうしてオリジナルメンバーで再び「てもでもの涙」を披露することができる機会があるのは、ファンにとっても嬉しいですね。

「てもでもの涙」は、叶わない恋を書いています。

切ない歌詞は、公演途中に足の怪我で休業せざるを得なかった佐伯美香と重なる部分があると、ファンの間では佐伯美香の曲として言われていた時期もありました。

近いけど遠くて、好きだけど叶うことがない、そんな状況を歌った「てもでもの涙」。

悲恋の曲ではありますが、いつまでも同じ恋に縋っていてはいけないと、一歩踏み出す勇気をもらえる曲でもあります。

恋をしている人だけでなく、終わった恋を引きずっている人にも響く歌詞なのではないでしょうか。