「一期一会」はとても壮大な曲♪
「一期一会」の言葉の意味はたった一度の出会いや最初で最後の出会いというものです。
また、そのような一時を大切にしなければならないという教えを含んでいる言葉でもあります。
そんな「一期一会」という言葉がタイトルになっているこの曲にはどんなメッセージが込められているのでしょうか?
とっても気になりますね♪それでは早速みていきましょう!
「一期一会」は世界ウルルン滞在記"ルネサンス"のテーマソング
この曲は2007年からテレビ放映された『世界ウルルン滞在記"ルネサンス"』のテーマソングとして使用されていました。
この番組は紀行番組の一種で、世界中を旅しながらそこで見聞きしたことを紹介していました。
もちろん、現地の人との出会いもかけがえのないものです。そのようなことからこの曲がテーマソングに選ばれたのかもしれません。
まさに「一期一会」というワードがピッタリといえるでしょう♪
強い想いとメッセージ性が込められている曲ですのでじっくり考えれば考えるほど深く知ることができるでしょう。
早速「一期一会」の歌詞をみてみよう!
「一期一会」の歌詞はとても壮大で聴いているとその情景が思い浮かびます。そんな情景を思い浮かべつつじっくり考えていきましょう。
歌を通して伝えたいメッセージを垣間見られるでしょう♪
初めて見た風景をイメージさせる歌詞
見たこともない空の色 見たこともない海の色
見たこともない野を越えて 見たこともない人に会う
出典: 一期一会/作詞:中島みゆき 作曲:中島みゆき
まずは出だしの歌詞に注目していきます。
この部分を聞くと「見知らぬ土地に行った時の様子」を思い浮かべることができるかもしれません。
遠く離れた地に旅をし、その土地の景色を初めた見た時の様子を思い出してみてください。
本当に素晴らしく心が踊るような経験になったのでなはいでしょうか?わざわざここまで来て本当によかったと思うかもしれません。
旅の途中に感じられるそのような心境を歌っているのがこの歌詞です。
その土地で暮らす人にも注目
急いで道をゆく人もあり
泣き泣き 道をゆく人も
出典: 一期一会/作詞:中島みゆき 作曲:中島みゆき
先程は見知らぬ土地の景色に注目していましたが、次に注目しているのは「人」です。
旅先の土地にもそこで暮らしている人がいます。そんな人達に注目してるのでしょう。
急いでいる人や落ち込んでいる人がいるようです。もちろん嬉しい人や喜んでいる人もいることでしょう。そんな人達との出会いも旅の楽しさの一つです。
いつまでも忘れないという想い
忘れないよ遠く離れても 短い日々も 浅い縁(えにし)も
忘れないで私のことより あなたの笑顔を 忘れないで
出典: 一期一会/作詞:中島みゆき 作曲:中島みゆき
そんな旅先で出会った人たちのことを忘れないという想いが歌われています。後半も見ていくと相手にも「忘れないで」と呼びかけているように見えます。
しかし、「私のことより~」というフレーズに注目してみるとどうやら『自分がその人達のことを忘れられない』という想いを歌っているように感じます。
「あなたの笑顔」という言葉からもそれを感じられるかもしれませんね。
旅先でした経験というのは印象に深く残り、いつまで経っても忘れられないことも多いものです。場合によっては一生の思い出になるかもしれません。
今後の旅路での出会いに期待する歌詞
見たこともない月の下 見たこともない枝の下
見たこともない軒の下 見たこともない酒を汲む
人間好きになりたいために
旅を続けてゆくのでしょう
出典: 一期一会/作詞:中島みゆき 作曲:中島みゆき