【Ocean View/BAD HOP】夏が思い浮かぶ歌詞の意味を考察！MVの女の子も気になる！

夜通し遊び続けていたらもう夜明け。

夢はいつか冷めてしまうものだけど掴んだ成功は現実のもの。

だから気分が高揚しても冷めることはありません。

そんな現実を如実に表した歌詞。

盛者必衰の理（ことわり）とは無縁の世界なのでしょう。

行きつけの店に行くと、いつもウェイターに驚かれるのです。

若くて羽振りがいいとヤバい仕事をしているんじゃないかと…。

でも自分たちはヒップホップで稼いでいる合法なラッパー。

友達もチンピラじゃない。

魂でつながった幼い頃からの仲間たちばかり。

真っ当な手段でのし上がったこと誇りを感じているのです。

ヒトは見た目では分からないものです。

暗に世の中の偏見を揶揄（やゆ）しているのではないでしょうか。

歌詞は自分にとって大事な女性がいることをほのめかしています。

彼女はラッパーが連れ歩くような”女”ではない普通の女の子。

夢をかなえた今でも昔と変わらない存在です。

お互いを真剣に思っている心情が描かれています。

ティーンエージャーのときと違う空気感。

そして手が出なかった高級酒に彼女もほろ酔い気味。

いいものに囲まれて生きることがステータスなのです。

彼女との時間も贅の限りを尽くしています。

こうして女性は金と車と結婚するのです。

経済力も結婚する動機の一つ。

それを”プラグマ”と呼びます。

一般的には女性が多く経験する恋愛感情です。

注意しましょう。

豪華ディナーの後は彼女との親密な時間。

タトゥーへの口づけを許すのは彼女だけなのです。

そんな彼女は人形のように無垢で愛らしい顔。

けれども夜は人魚のように無邪気に愛し合っています。

成功しても変わらない愛が描かれています。

名誉とカネを手にすると女性を取り換える人が多い世の中。

愛するものをキープする男性は少ないのでしょう。

いかがでしたでしょうか。

「Ocean View」の歌詞は名誉とカネを手にしたBAD HOPを描いています。

それは夢の生活のスタートであり次のステージへのステップでもあります。

一見すると彼らが手に入れた豪華な暮らしぶりを綴っただけの内容。

しかし本質はアルバム「Mobb Life」全体を通して見なければ理解できないものです。

より高いステージが射程に入り武道館でのライブという節目を迎えました。

しかし、BAD HOPは二十代の若いアーティスト。

これからもより魅力的なナンバーを生み出し続けてくれることでしょう。

成功とは何なのか？

失敗から何を学ぶのか？

時間とお金のバランスがとれてこそ、人生は有意義なものになります。

BAD HOPの歌詞を深く知りたいファンに。