「さまよえる蒼い弾丸」(B'z)には英語バージョンがある！？注目のゲーム主題歌の歌詞の意味を公開！

さてこれを、拙い（つたない）英語力で邦訳してみました。もっと良い訳があったら是非ともご教授くださいませ。

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今日 僕は目覚めて再び外を見る でも空はいつもと変わらないように見えた この世界は変わってしまったんだと、誰かが教えてくれたけれど なんの事か解らなかった。

早く外に出ろ というその声はずっと止みそうにない、 すべてを持って逃げ出せ (何も残すな)と。 大丈夫だという者もいる、ここにいても大丈夫だと、 ただし必ずヨウ素を飲むようにと。

風が僕を押しやる、再び雲の中へ 僕の血が騒いでいるんだ。 自由に流れる時間に、身を任せて進もう、 まるで弾丸のように。

砂時計をじっと見つめながら 僕は胸騒ぎがして、そして荒ぶれている。 事実を隠して盲目になり 不確かなものに作り笑いを浮かべている。

僕は生きているのか 死んでいるのか、僕たちは進んでいるのか 今はそんなに確かじゃない (選択肢は君や僕にある) 。次に何をすべきか分からないし、正しい答えもない 触れることも見ることもできない。

波が僕を押しやる 再び流れの中へ 僕の血が騒いでいるんだ。

自由に流れる時間に身を任せて進もう 何にも僕の勢いは止められない 僕の中のドラゴンが解き放たれているのを感じる 何も聞こえない 自由の中へ飛んで行き、遂に見つけたんだ 僕は弾丸。

波が僕を押しやる 再び流れの中へ 僕の血が騒いでいるんだ。 自由の中へ飛び込んでいくんだ。

解き放たれるのを感じる、地面には足を付けないで 空は自由で彩られているのに、なぜ僕たちは気づけないんだろう。

僕らは今までの自分を葬り去るのだ。 １・２・３みたいに簡単なこと、それは砂の中に書かれている。 僕らは弾丸、

飛んで行く、飛んで行く、飛んで行く

自由な世界へ、 自由な世界へ。

英語訳を担当したシェーン・ガラースは、2011年3月11日に発生した東北日本大震災をイメージして作ったとコメントしています。

むしろ、その後の原発事故をここではすごくイメージしているのではないでしょうか。

「空は昨日とほとんど何も変わっていないのに、でも何かが完全に変わってしまった」という表現が、目に見えず臭いもしない放射能を彷彿（ほうふつ）とさせるのです。

「逃げ出せの声」「ここにいても大丈夫だという者もいる」とあり、「ヨウ素を飲め」とあるのも、それを想起させます。

ここでは昨日と今日、何かが起こったことで完全に世界が変わってしまったことを意味し、それと同時に過去の自分も死んでしまったことを意味しています。

しかし、絶望や怒りの中、再び覚醒し、蘇った「僕」は新たな世界へ飛び立つのです。どんな絶望のさなかにあろうとも、そこから再生する強さを示しています。

原発事故に伴う放射能の恐怖を歌いながら、それでも生まれ変わり生きていくというかすかな希望も織り込んでいるのですね。

いかがでしたか？現在、B'zはアルバム「DINOSAUR」を引っ提げての全国ツアー「B'z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR”」を開催しています！

4大ドームを含む18公演のアリーナ、ドームツアーで、たっぷりと熱いロックを楽しめます。ファイナルは2月4日の京セラドーム大阪。彼らの疾走はこれからもずっと続きますよ！