アマチュア時代を入れると、25年以上の付き合いがあるMr.Childrenとシングル『君がいた夏』。
歌詞をじっくり紐解いて、同ナンバーの世界に浸ってみましょう。
歌い出し
夕暮れの海に ほほを染めた君が
誰よりも 何よりも
一番好きだった
二人していつも あの海を見てたね
出典: https://twitter.com/mr_iiiiii/status/920827297782841344
日に焼けた お互いの肩にもたれたまま
一日中 笑ってた
出典: http://lyrics.jetmute.com/viewlyrics.php?id=2217867
『君がいた夏』は突然のドラムサウンドでスタート。
続くギターは滑らかなサウンドで、夏を連想させます。
歌い出しのフレーズは、夕暮れの浜辺で恋人と2人寄り添って座っているようなイメージでしょうか。
過去形になっているところを見ると、男性が過去の恋愛を懐かしんでいるように感じます。
Bメロ
キリンぐらい首を 長くしてずっと
待っていたのが まるで夢のように
出典: http://lyrics.jetmute.com/viewlyrics.php?id=2217867
Bメロでは突然の「キリン」というワードが登場。
ここでは何かをずっと待っている様子、おそらく夏が来るのを待っているのかと考えられます。
Aメロとセットで考えると、彼女と出会えるのが夏の時期なのだと連想できます。
サビ
また夏が終わる もうさよならだね
時は二人を 引き離して行く
おもちゃの時計の針を戻しても
何も変わらない Oh I will miss you
出典: https://twitter.com/kaylenemanns/status/920783860920496128
サビはしっとりと歌い上げるパート。
「やっと夏が来て君に出会えたと思ったら、さよならが来てしまう」
そんな印象を与えるフレーズです。
ここまでで読み取れるのは、夏の期間だけの恋。
おそらく簡単には会えない存在で、毎年夏休みの時期だけ一緒に過ごしている様子がうかがえます。
サビの最後には「Oh I will miss you」というフレーズ。
「寂しくなる」といった意味合いですが、夏が終わると同時にお互いのいる場所に戻ってしまうので後ろ髪が引かれるような思いなのが読み取れます。
2番歌い出し
君と出会ってから 何も手につかずに
意味のないラクガキを 繰り返しているよ
誰よりも早く 君を見つけたくて
自転車で駆け抜けた 真夏の朝早く
波打ち際たどって
出典: http://lyrics.jetmute.com/viewlyrics.php?id=2217867
2番歌い出しからイメージできるのが、彼女に出会ってからの夢中な姿。
彼女のことを考えてしまうあまり、何も手がつかない状態のようです。
ここから連想できるのは、夏休み中の宿題をしている様子でしょうか。
宿題を終えた後は、彼女に会いに行こうと必死になって「いつもの場所=砂浜」へ向かう姿がイメージできます。
2番Bメロ
秋が来れば僕ら また元の場所へ
戻ってくけど 気持ちはこのまま
出典: http://lyrics.jetmute.com/viewlyrics.php?id=2217867
2番Bメロでは、夏を過ぎた時期の「秋」がフレーズに入ってきます。
ここから読み解けるのは、夏休みが過ぎるとそれぞれの居場所に戻ってしまうということ。
そして次の夏が来るまで、気持ちを失わないといった決意のようなものを感じます。
「遠く離れていても、君への思いは変わらない」
そんな熱い感情が伝わります。
まとめ
Mr.Childrenのデビューシングル『君がいた夏』の歌詞から感じるのは、10代の頃の甘酸っぱくて切ない恋愛を男性が回想している様子。
しかも夏を限定にした恋愛なので、より切ないストーリー性が見えます。
Mr.Childrenが25年以上前に制作した楽曲ですが、古さを感じさせない『君がいた夏』。
再び注目を集めているのも、理解できますね!
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