Alexandros「Adventure」の歌詞の言葉の意味とは？動画見せます♪

災害の後や、大切な人との別離、失恋した後などに曲を出すアーティストさんって結構多いですよね。

辛い時、苦しい時、悲しみに暮れる人たちを勇気づけたい時、伝えたい言葉が生まれ、曲が生まれるからでしょう。

この部分の歌詞も、辛いことや苦しいことをそのまま言葉にはできなくても、その「中身」の部分を歌にして、歌ってきたと言っています。

そして、「君」が悲しいときには「君の涙」を、つまり悲しみを想って歌ってきたと言っているのです。

「誰にでも抱かれていた」と聴くと、あまりよくないイメージを抱く人も多いかもしれませんが、何か理由があって、その困難を乗り越えるために、必死でお金を稼ごうとした結果ということもあると思います。

その前の歌詞の「雷が鳴り止んで」というのも困難を乗り越えてという意味でしょう。

つまり、困難を乗り越えてしまうと、そのときにやっていたことを思い出して、自分はおかしくなっていた「どうかしていた」と思うことがあっても、それは乗り越えるために「夢中で」やっていたことだから自分を責めることはないと言っているのです。

がむしゃらに頑張ってきたから出てくる歌詞なのではないでしょうか。

スタイリッシュな音楽性や、インタビューの時のクールな感じとはイメージが違いますが、成功しているミュージシャンの多くの方が、そうなのかもしれませんね。

何となく踊った踊りや、思いつきで奏でた旋律には一見何の意味もないように思えますが、無意識の中から生まれるそうした表現にこそ、自然と今まで練習してきたものや吸収してきたことが出るものでしょう。

ここまで頑張ってきた今だからこそ、自分たちの「ありのまま」を見せることができるということです。

8月といえば、夏。

そして、夏フェスと音楽好きの方なら連想できるはずです。

8月の山といえば青々としているはずですが、「亜麻色に染まった山脈」とのことで、黄色に近い茶色に染まる山ということは夕暮れの、ステージから見た景色でしょうか。

その景色が「言葉の中身を映してんだ」ということは、自分たちが口にした目標が、それに向けた「大胆な作戦」が、口にはしていない「言葉にならないマスタープラン」が、結果として、いつも観客の声援のある景色となって帰ってくるということではないでしょうか。

頑張れば頑張るだけ上へ、たくさんの声援が、そして、目標を追うのをやめればそれもなくなるということ。

いつもファンとともに、自分たちの音楽を聴いてくれる「君」を連れて、これからもまだ見ぬ大舞台へ駆け上がっていくという[Alexandros]の決意が込められた歌詞なのでしょう。

筆者の方で和訳してみました。