そして楽曲の最後に、呟くように歌われるこの1行。

「流体」というのは、液体や気体全体のことを表す際に総称として用いられる言葉です。

「流体」のようであると歌っているのは、2人の関係性のことだと考えることができるでしょう。

まるで水や空気のようにいつの間にか夜に溶けて無くなった2人の関係。

それを「流体」に例えているのではないでしょうか。

「夜漁り」は川谷絵音節ともいえる、切ない恋愛ソングでした。

彼ならではともいえる、関係性を様々なものに例えた言葉が2人の別れを暗くも美しい色で彩っている楽曲

時の流れによって生じる変化がもたらした男女の別れの切なさと美しさを同時に描いた楽曲といえるでしょう。

まとめ

indigo la End【夜漁り】歌詞の意味を解釈!なぜ会えないのか?わがままな恋について紐解くの画像

今回はindigo la Endの「夜漁り」の歌詞の意味をご紹介しました。

そこで描かれていたのは主人公と「君」との切ない恋の終わり。

未練や別れの悲しみといったものが、川谷絵音だからこその表現によって描かれています。

このように失恋を美しい表現で描けるのは彼の強みといえるのではないでしょうか。

さて最後にこの記事をここまで読んでいただいた方に向けて、OTOKAKEのおすすめの記事をご紹介します。

ここでは今回ご紹介したindigo la Endの他の楽曲とMVを解説した記事をご紹介しましょう。

以下にピックアップした「瞳に映らない」と「チューリップ」はどちらも切ない恋を綴った楽曲となっています。

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