どんな辛い状況であろうとも、現実は止まってくれません。
しかし、同じ状況であっても前向きに未来を見ていれば活路が見いだせることもあります。
「気の持ちよう」とは言いますが、ある意味では正しい言葉です。
なかなか難しいかもしれませんが、なるべく前向きに考える。
その大事さをこの歌詞は伝えたいのかもしれませんね。
この人生が僕らのタイトルロール
それぞれの人生では自分が主役
「ここにいるよ!」
迷った過去も選んだダンスも
君のストーリー
「時代遅れ」と
誰かにバカにされても
この人生が僕らのタイトルロールなんだよ
出典: カーテンコール/作詞:河邉徹 作曲:杉本雄治
ここはどんなことを歌っているのか解釈が別れそうですね。
自分の人生なんだから胸を張って生きればいいという意味なのか。
それとも、どんなにかっこ悪くても、それが自分の人生なんだから受け入れるべきと言っているのか。
前の歌詞の内容から前者の意味が正しそうです。
「タイトルロール」とは『ドラえもん』における「ドラえもん」のように、タイトルになっている役を示します。
必ずしも主役というわけではないのですが、この曲では主役という意味で使っているようです。
運命に立ち向かおう
もしも未来から来た自分が
悲劇を忠告しても
僕ら前へと進もう
運命に抗おう
偶然も必然も さぁ脱ぎ捨てて
明日を刻み込もう
出典: カーテンコール/作詞:河邉徹 作曲:杉本雄治
未来は必ずしも決まっているわけではありません。
ここでは、たとえ将来の自分から悲しい未来を聞かされたとしても、諦めないと歌っています。
今から頑張れば変えられるかもしれないという前向きな姿勢がうかがえますね。
協力して未来へ立ち向かおう!
「ここにいるよ!」手を伸ばして
まだ終わってない 君を守ろう
未来の果てにどんな筋書きがあっても
今運命よりも強い心が願う力で
出典: カーテンコール/作詞:河邉徹 作曲:杉本雄治
再び、前向きな気持ちで運命に立ち向かおうと呼びかけています。
「君」と「僕」ならきっと成し遂げられると主人公は思っているのでしょう。
一人では到底立ち向かえないことにも仲間と一緒なら乗り越えられると。
運命を左右するのは意志の強さ…
苦難に打ち勝つことができるからこそ、人間は素晴らしい。
そんな言葉が浮かびました。
解かれた心が道しるべだ
迷った過去も選んだダンスも
君のストーリー
未来の果てにどんな結末があっても
終わらない拍手のカーテンコールを
今運命は解かれた心が道標だ
出典: カーテンコール/作詞:河邉徹 作曲:杉本雄治
歌詞の冒頭で目をつぶってただ震えていた「君」。
でも、今は「僕」の励ましで前を向いて現実に立ち向かおうとしています。
これまではただ諦めて泣くだけでしたが、未来は変えることができると強い心を持ち始めているのでしょう。
彼らの戦いは今始まったばかり。
どんな結末を迎えるのか気になりますね。