心の花を咲かせよう(いきものがかり)の歌詞の意味が深い！合唱曲として話題の今作のコード譜はこちら♪

メンバー吉岡の出身地であり、いきものがかりが大きく成長した路上ライブ場所だったのが本厚木駅。そのつながりで駅メロの採用となったようです。

『YELL』は2009年9月23日にリリースの15番目のシングル。とにかくこの楽曲はいきものがかりにとって記録尽くしの思い出深い曲。

オリコンデイリーチャートでシングルでは初の1位を記録したほか、週間チャートでも初登場2位、さらにシングルでは自己最高順位を記録します。

加えて12月1日に行われた『第51回日本レコード大賞』で『YELL』は優秀作品賞を受賞したほか、12月20日には『第42回日本有線大賞』で有線音楽優秀賞を受賞します。

2010年のNHK　朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』オープニングに使われたこの楽曲、ドラマと同時に楽曲も空前の大ヒットとなります。

それが縁で、『ゲゲゲの女房』モデルの水木しげる夫妻が住む調布駅の駅メロとなりました。

実はこの3曲のうち、小田急線に使用されている2曲は、いきものがかりから小田急電鉄側に提案して実現した経緯があり、無償で楽曲提供が行われているということ。

いきものがかりとしてはお世話になった小田急電鉄や地域の方に恩返しがしたいとの気持ちからこれが実現したとか。

まあ、東京に出るにも小田急線は結構使えますし、吉岡は沿線でいうところの新百合ヶ丘駅にある昭和音楽大学短期大学部に通っていたので、きっと利用したでしょうし。

相模女子大付属高校の女子高生を狙って相模大野駅でも路上ライブしていますし。

町田駅はあまり使わなかったのかな？彼らの地域からすれば一番近い東京都なんですけど。

いきものがかりはNHKとの関係も非常に深い。というか、NHKのお気に入りのアーティストではあるのかな、と思います。

紅白歌合戦には2008年から9年連続ですべて紅組で出場していました。これってほぼメジャーデビューしてからずっと、ということになりますよね。

Nコン（NHK全国学校音楽コンクール）でもいきものがかりの楽曲は非常にメジャーなのです。『YELL』は2009年の第76回Nコン、中学生の部・課題曲に選出されています。

そもそもはNHKからポップな曲で課題曲をオーダーされていたのですが、水野の15歳の頃の自分の思い出から『YELL』こそがふさわしいとオーダーに入れており、結局はそれが選択されたとか。

歌わなくてもNコンファンである私などは、『YELL』の大合唱、感涙ものでした！いいなぁ、青春！

また、NHKロンドンオリンピック・パラリンピック放送テーマソングに使われた『風が吹いている』も合唱曲にアレンジされています。

歌詞もメロディも感動的なのでしょうか、10代の若者に訴求力（そきゅうりょく）があるのでしょうね。

そして今回取り上げる『心の花を咲かせよう』も合唱曲にアレンジされています。

『心の花を咲かせよう』は、2008年12月24日発売された、いきものがかりにとってメジャー3rdオリジナルアルバム『My song Your song』に収録されている楽曲です。

第87回全国高等学校サッカー選手権大会応援歌でもあります。

作詞・作曲はいきものがかりで一番地味だけれど温厚で円満な性格と思われる山下穂尊が担当しています。

この曲はアルバム『いきものばかり～メンバーズBESTセレクション～』にも収録されていて、いきものがかり自身も素晴らしいナンバーとして選んでいるものです。

楽器（特にギター）に覚えのある人ならば、一度は弾いてみたいですよね。そんな方にはこちらをどうぞ！