前に進むと心に誓ったあとは、物事がスムーズに進みはじめます。

現実の中に生きることは難しいもの。

しかし上手くいかないことがたくさんある生活の中にも、大切なモノをしっかりと見つけること。

それで上手くいくのでは!?と考えさせられます。

さて、本当に大切なモノとは一体何なのでしょうか?

情報や物に溢れる時代に生きる私たちが、本当に大切にしなくてはならないモノとは?

それは決して高級な洋服や時計・ブランド品などではないでしょう。

永遠に変わらないと信じることができるモノは何なのか?

それはやはり、「夢」や「希望」「愛」など、自分たちの内側にあるモノなのではないでしょうか。

目に見えないモノですが、自分が大切だと信じるモノこそが大切なモノ。

それをしっかりとしたグリップで握りしめ、一歩一歩進むことが大切なのかもしれませんね。

辛い世の中でもポジティブに生きる!

大きな目で人生を見てみよう

「後悔はしない」と、先へ進んだ
笑うか、泣くか? 幸か、不幸か?
結局 今も ワ カ ラ ナ イ けど
変わり始めた未来に怯む事はない
それが人生の醍醐味というものでしょう

出典: Grip!/作詞:Kaori Mochida 作曲:Kazuhiro Hara

人生を前向きに生きることを決意した主人公。

これから先自分がどうなっていくのかなんて、誰にも分かりません。

ポジティブな決意をしたからといって、それだけでは幸せになれないかもしれません。

しかし泣いて過ごすよりも笑って過ごす方がいいに決まっています。

笑って毎日を過ごしているうちに幸せは飛び込んでくるのではないでしょうか。

主人公は今でも幸せを探す旅の途中。

いや、この曲の主人公だけでなく誰もが幸せを探す旅の途中なのでしょう。

人生はある決意によって大きく変わりはじめるもの。

その決意によって経験しなければならない不幸なできごとがやってくるかもしれません。

しかしそれが人生の良いところ。

終わってしまえば「あれも良い経験だったな」と思えるような経験は必要なのでしょう。

そういう大きな目で人生を見てみることで、ポジティブになれることもあるかもしれませんね。

大切なモノをしっかりと握りしめよう

ギリギリを生きる僕らの出した答えが
違ったとしても 思いこみでもっ
強く願えばいい
本物になれる日まで
冷酷な世界の中で潰されそうな 愛情の芽吹き
さわって つかんで 僕らの今にしっかり刻み込もう

出典: Grip!/作詞:Kaori Mochida 作曲:Kazuhiro Hara

人生追いつめられたときは、変な答えを出すこともあります。

しかし変なことでも願い続ければ叶うものなのです。

天才と呼ばれる人物は、大成功をおさめるまでに変なことをたくさんしてきた人たちです。

今では大成功をおさめている日清の社長だって、はじめは塩を作っていたのです。

周囲にどう言われようと自分の意志を貫くことはとても難しいこと。

しかし例えそれが思い込みでも、それを強く信じることでそれが夢へと変わるのです。

そしてその夢が、実現される日もどんどん近づいてくるのです。

言葉があまりいらなくなってしまった現代社会はなかなか人間の大切なことに気が付くことが難しいもの。

人間の愛情を意識することも難しくなっています。

しかし、そんな世の中でも大切なモノを握りしめることは何より大切なことだとこの曲の歌詞が教えてくれます。

もちろん愛情は目に見えないモノなので、文字通り握りしめることはできません。

しかししっかりと心で握りしめて、自分の中にしまっておけば、それが前に進む力になるでしょう。

ひとりひとりの大切なモノをしっかりと握りしめて。

人生に最後に笑う方法って?

最後に、笑うため 僕らの今をきっちり歩いてこう

出典: Grip!/作詞:Kaori Mochida 作曲:Kazuhiro Hara

ほとんどの人が人生の最後は笑って終わらせたいと思っているでしょう。

最後に笑って人生を終わらせるために、何が大切なのかがここで明らかになります。

それは一歩一歩踏み外さずに前に進んでいくこと

その積み重ねで人生の最後には笑っていられるというわけです。

ひとつひとつの大切なモノを握りしめながら、前に進む。

それは日常で感じる幸せをひとつひとつ胸に刻みこみながら歩んでいくということなのかもしれません。

ジャケット写真から考えること

幸せについて考えていると、「Grip!」のジャケ写が思い浮かびました。

「Grip!」のジャケ写は、広い青空をバックにボーカル持田香織さんが自転車に乗っているもの。

自転車で走る彼女の表情がすがすがしくて、曲にぴったりですね。

この写真の持田さんは、澄みきった青空の下にいることに幸せを感じているように見えます。

広い大地の中、ふと空を見上げると晴々とした青空が広がっていた。

そんなささいなことにも幸せを感じることができる感性。

それこそが人生を笑顔で終えるキーとなるのでは?

と、人生の最後を笑顔で終わらせる方法について考えさせられたのでした。

小さな幸せでも幸せだと感じることができれば、それが笑顔につながる。

そのひとつひとつを確実に掴みながら、年を重ねていく。

そうすれば自然と笑顔が出てくるでしょう。

こうしていつも笑顔でいることが明るい未来への第一歩なのではないでしょうか。

そして人生の最後までそのまま大切なモノを掴みながら笑っていることができれば…。

誰もが思い描く人生の美しい終わり方。

それに近づけるように、小さな幸せを逃さないように胸に刻んでいきたいですね。

まとめ

いかがでしたか?

「Grip!」今までの恋愛ソングとは違い、深い人生観が胸に響く曲でした。

これから大切なモノを見つけていくあなた、すでに大切なモノに気付いているあなた。

全ての人が最後は大切なモノをしっかりと握りしめ、幸せに人生の幕を閉じることを願ってやみません。

Every Little Thingの注目記事をチェック!

Every Little Thingには他にも歌詞が魅力的な曲がたくさんあります。

中でも代表曲の「出会った頃のように」は何年たっても色あせない名曲

恋愛ソングの方もピュアな気持ちが伝わってきてときめいてしまうのでぜひチェックしてみてください。