BURNOUT SYNDROMESとは?
関西在住の3人組ロックバンドです
BURNOUT SYNDROMES(バーンアウト シンドロームズ)、略してバーンアウト。
ボーカル、ギターの熊谷和海(くまがい かずうみ)、ベースの石川大裕(いしかわ たいゆう)、ドラムスの廣瀬拓哉(ひろせ たくや)の3人組のロックバンドです。
結成は、2005年です。すでに結成から12年たっています。
となると、結成は13歳のときですので、中学から高校、3人それぞれの大学に進学しても、ずっとバンド活動を続けていました。
続けることはなかなか珍しいことかもしれませんので、よほど3人は仲がよく、ウマが合うのでしょう。
2010年、高校3年生のときに、音楽コンテスト「閃光ライオット」に出演し、準グランプリを獲得し、関西を中心にインディーズで活動していました。
2016年、アニメ「ハイキュー!! セカンドシーズン」のオープニングテーマ曲「FLY HIGH!!」でメジャーデビューを果たしました。
ついで、セカンドシングルの「ヒカリアレ」もまたアニメ「ハイキュー!! 烏野高校VS白鳥沢学園高校」のオープニングテーマ曲に抜擢されるなど、人気が上昇中です。
青春文學ロックバンド
青春文學ロックバンドと公式プロフィールにもあるように、ボーカル熊谷の書く歌詞は、文学的だと言われています。
2015年、インディーズでリリースしたアルバム「文學少女」は、全8曲入りで元SUPER CARのギタリストのいしわたり淳治がプロデュースしました。
表題曲「文學少女」には、小説のタイトルが羅列されています。
例えば「羅生門」「走れメロス」「蜘蛛の糸」といった古典的文学小説などが並びます。
また「ダンスダンスダンス」「限りなく透明に近いブルー」といった村上春樹、村上龍といった近年の日本文学のタイトルがあげられています。
単にタイトルが並んでいるだけではなく、そこにはストーリー性が盛り込まれています。
歌詞の中で、「文學少女」がどうやらイジメにあっているようです。
読破したいろんな小説から勇気をもらい、カッコイイ「文學少女」を応援する、そんな歌詞です。
熊谷自身、学生時代に、つらかった時期があったそうです。
そんな実体験があったからこそ、独特でありながら共感を得て、聴くものの心をとらえます。
イラストは、当時現役女子高校だった金子開発(かねこ かいはつ)さんが担当しました。
ミュージックビデオは、モーションデザイナーの大橋史(おおはし たかし)さんが制作しました。
見応えのあるMVになっています。
また、メジャーでのファーストアルバム「檸檬」は、梶井基次郎の小説から付けたタイトルで、ボーカル熊谷の大好きな小説だそうです。
「ハイスコアガール」って?
配信限定の楽曲です
「ハイスコアガール」は、2017年9月から配信限定の楽曲です。
このタイトル曲は、押切蓮介(おしきり れんすけ)原作の漫画、「ハイスコアガール」のトリビュートとして発表されました。
このタイトルを見ただけで、ピンと来た人もいることでしょう。
往年のゲーム好きには神曲とまで言われているようです。
漫画の世界観を表現しながらも、ちゃんとバーンアウト独自の感性で完成した1曲です。
BURNOUT SYNDROMES|DIGITAL NEW SINGLE「ハイスコアガール」
BURNOUT SYNDROMESの特設サイト。DIGITAL NEW SINGLE「ハイスコアガール」9月18日(月・祝)配信 Release!ミュージックビデオ、リリース情報、スペシャルコンテンツなどを掲載。
漫画「ハイスコアガール」
「ハイスコアガール」は、2010年からスクウェア・エニックス「増刊ヤングガンガン」で連載されました。
学校の勉強も運動も苦手な主人公ハルオは、ゲームだけが得意。
ゲームセンターで出会った、財閥の令嬢、晶(あきら)とのラブコメディです。
諸問題で、現在は「ハイスコアガールCONTINUE」としてコミックスは再版されています。
人気は衰えていません。
アニメ化の話もあったのですが、中止となってしまった過去があります。
「ハイスコアガール」のアニメ化を待望しているファンのみならず、バーンアウトのファンもアニメ化の際には「ハイスコアガール」が主題歌になるのを望んでいることでしょう。
ミュージックビデオはこちらです
「ハイスコアガール」のミュージックビデオは、ファミコン世代の人たちなら特に、懐かしさで目を見張ります。
このドット画! この色調!
そのテイストで全編作られていて、しかも、いろんなゲームの要素がふんだんに取り入れられています。
その時代のゲームを知っている人にはたまらないビデオになっています。