【LOVE YOU NEED YOU feat.AI/THE BAWDIES】歌詞の和訳と意味を紹介

「LOVE YOU NEED YOU feat. AI」はTHE BAWDIESが2011年3月にリリースしたシングルです。

“feat. AI”とタイトルにもあるように、この楽曲にはゲストボーカルとしてシンガーのAIさんが参加しています。

独特な歌声を持つTHE BAWDIESのボーカリストROYさんとパワフルな歌声を持つAIさん。

この2人の声が重なると一体どんな楽曲が生まれるのだろうか？と双方のファンが注目していたコラボレーションでした。

今回はこの楽曲について深掘りしていきたいと思います。

まず、この映像を見て、THE BAWDIESの装いに驚く人もいるのではないでしょうか。

彼らの今までのMVやジャケット写真などを見ると、どれもスタイリッシュなスーツ姿でビシッと決めているものが多いです。

しかし、今回のMVではいつもよりポップなイメージがあります。

ジャケットは着ているものの、かなりカジュアルっぽい雰囲気です。

そしてAIさんは、カラフルなイメージがそのまま活かされていて、THE BAWDIES同様にジャケットを着用しています。

衣装をお互いのイメージに寄せながらも、2組とも“自分達らしさ”は守っている感じがとても素敵に思えました。

見事に調和していて、まるで5人組のグループのようにも見えますね。

一見、ジャンルの違う歌声を持つ2人が歌っている「LOVE YOU NEED YOU」には、力強いパワーが秘められています。

お互いの呼吸を合わせなければ歌えないサビの緻密な掛け合いもパーフェクト！！

実はわたし、一度カラオケで友人とこの曲の掛け合いを挑戦してみたことがあるのですが、これがかなり難しいのです。

歌い出しのタイミングが少しズレるだけでグダグダになってしまいました（笑）

それほど息ぴったりの2人ですが、お互いに個性がありすぎる歌声です。

その個性がどちらも潰れずに、完璧に活かされているのもこの楽曲の特徴だと思います。

個性的な歌声といっても様々な捉え方がありますが、ROYさんの声は“誰にも真似できない歌声”です。

わたしがTHE BAWDIESを初めて聴いたとき、彼らは海外のアーティストなのかな？と思っていました。

楽曲のほとんどが英語詞で構成されているのですが、ROYさんの声ってなんだかすごくネイティブっぽく聴こえるんです。

有名な曲だと「ROCK ME BABY」があります。

この楽曲は、向井理さん主演のドラマ「ハングリー!」の主題歌にもなりました。

“ROCK ME BABY”と普通にメロディーどおり歌っただけでもスタイリッシュでおしゃれなイメージですが、これにROY節が加わるとさらに雰囲気がガラッと変わります。

聴いただけで“これはTHE BAWDIESの曲だ！！”とわかるくらい印象的です。

正直、「LOVE YOU NEED YOU」をROYさんが1人で歌っても、THE BAWDIESの楽曲のひとつとして成立すると思います。

しかし、そこにスパイス的存在のAIさんの歌声が重なることにより、さらにパワフルで魅力的な楽曲へと変貌を遂げました。

AIさんは、シンガーになるきっかけがゴスペルとの出会いだったこともあり、魂を揺さぶるようなパワフルヴォイスが魅力的です。

力強く歌う彼女の楽曲は、元気を貰えるものがたくさんあります。

何より、いつもニコニコ楽しそうに歌う姿が多くの人から愛されているのでしょう。

有名な楽曲だと、コカコーラのCM曲「ハピネス」などがあります。

クリスマスシーズンの定番で、ゴスペル感も垣間見える楽曲です。