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そして、自分がこうしたいと思うことや未来の夢を、君に伝えたいと願っています。

なぜなら、きっと君は大丈夫だって言ってくれるから。きっと、僕が落ち込んだり難題に取り組んだ時には、何度も背中を押してくれていたのでしょう。

だからこそ、きっと大丈夫だって言ってくれる君に、勇気をもらいたいと願っているのではないでしょうか。

そして帰った先で、君のかけがえのないその手にもう一度伝えたいと語ります。

これは想像でしかありませんが、最後の伝えたいこと、そして聞いてほしい話というのはプロポーズのことかもしれません。

遠く離れた場所にいたことで、心が君のもとへ帰りたいと叫んでいることを実感したのでしょう。主人公が、君の大切さに気付き、これからも一緒に居たいと願ったのです。

そして、返事は「笑ってくれたら嬉しいな」となり「OKしてくれたらいいな」と歌っているのではないでしょうか。

現実的なことでも精神的なことでも「帰る場所がある」ということが、人にとってどれほど安心を与えるか、よくわかる曲ですよね。

「帰りたくなったよ」は、楽曲としては少し長めの6分越えなんですが、そんなことを感じさせないくらい聴き入ってしまうMVとなっています。

撮影は、横浜アイランドタワー旧横浜銀行本店別館内で撮影されていて、オーケストラの演奏をバックにボーカルの吉岡聖恵が表現力豊かに歌い上げています。

ラストのサビでは、まるで宇宙の中心にいるような姿が印象的ですよね。

「帰りたくなったよ」のMVは、2009年3月4日にリリースされた、いきものがかり初のMV集「とってもええぞう」の10番目に収録されています。

より綺麗な映像で見たいのならBlu-ray版「帰ってきたとってもええぞう」もリリースされていますよ。

デビューシングル「SAKURA」から「気まぐれロマンティック」までのMVが集められた作品で、他にも特典映像として「帰りたくなったよ-こんにつあー!!2008 LIVE Ver.-」なども収録されています。

いかがでしたか？

途中ちょっと勝手な解釈も入れてしまいましたが、作詞をした水野良樹もこの曲に関しては様々な受け取り方で解釈出来るようにしているそうなので、こういった考え方もありかな？と思っています。

自分にとっての「帰りたくなる家」とは何かを気づかせてくれる名曲なので、ぜひ聞いてみて下さい。