旅の途中で音楽を聴く人は多いと思います。
一人でもそれは楽しめるものですが、ここでは二人で楽しむ様子が描かれています。
イヤホンを分け合ったら自然と顔が近くなりますよね。それこそが、二人の親しい距離感を表しているのです。
つまり、ここでは自然とカップルを連想させる甘酸っぱいシチュエーションを描いているのでしょう。
「ハモ」と「メイン」というのもそのシチュエーションを表していますし、「ハモ=リードされる女性」と「メイン=リードする男性」とも受け取れます。
ありとあらゆる場所へ君とともに
キューバ メキシコ カナダ
アメリカ アルゼンティーナ
ブラジル ジャマイカ
モナコ ベルジャム ポルトガル
ユナイテッドキングダム
ミャンマー ラオス タイランド
チャイナ コリア モンゴーリア ロシア
とにかく 東西南北 国境を越え世界中へ
出典: トラヴェルマシン/作詞:TOC 作曲:TOC&DJ KATSU
とにかく国名が沢山出てきたこの部分。
実際のメロディと合わせると、非常にリズムやテンポがいいです。
ここで多くを語ることはないでしょう。
とにかくありとあらゆる場所に「あなた」と一緒に行きたいのです。
カメラはいらない
空の彼方なんてちっぽけな自分に涙流し
誰もいない夜空の下 二人で語り明かし
壮大な景色をもっともっと
記録より記憶に残そう
トラヴェル まるでファンタジー
トラヴェル なんてファンタスティック
トラヴェル…
トラヴェルマシン
飛び立とう
出典: トラヴェルマシン/作詞:TOC 作曲:TOC&DJ KATSU
ここでは幻想的な光景とそれに伴うカメラの不必要さについて語られています。
最初はカメラだけ持って旅をするというスタンスでしたが、写真を撮るという行為よりもカメラ越しに「あなた」と景色を見るという行為よりも、自分の目で「あなた」と景色を見たいという思いが現れました。
だからこその「記憶に残そう」。
形に残る物よりも、形には残らないその儚さがより美しいと実感したのです。
旅というものは「幻想的」で「感動」出来るもの。それが愛する人と一緒ならばより輝くものになるでしょう。
最後に
「トラヴェルマシン」の歌詞解釈、いかがでしたでしょうか?
ひたすらに愛する人と一緒にいたいという想いが綴られていたと思います。
この曲以外にも、ヒルクライムの曲は心温まるものばかりです。是非聴いてみて下さい。
そして今のヒルクライムはDJ KATSUが脱退したことでTOCのみで活動しています。
これからのヒルクライムがどうなっていくのかは分かりませんが、これからも心温まる曲を楽しみに待ちましょう!
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