「GREEN DAYS」とは
槇原敬之は日常の中の風景や光景を織り交ぜて歌詞を綴ることの多いアーティストで、彼の作品には恋愛や生活を歌ったものが多いですね。
中でも青春の甘酸っぱさやほろ苦さ、生活の中のユーモラスでポジティブな様子を表すと右に出るものはいないくらい、素晴らしい作品を作っていると思います。
そんな彼の“青春の歌”として人気の「GREEN DAYS」について、まずは基本情報をみていきましょう。
リリースはいつ?
「GREEN DAYS」がリリースされたのは2007年8月。
タイトルを直訳すると“緑の日々”となりますが、実際には緑→若葉→若さ・青さという意訳をもちいて、青春を表しているとされます。
なんと16年ぶりの…?!
「GREEN DAYS」はオリコンの週間チャートでも3位を獲得するなど人気を得た楽曲で、2007年の大みそかにはこの楽曲で16年ぶりの紅白歌合戦出場を果たしています。
槇原敬之は多くのアーティストに楽曲提供しており、SMAPに提供した「世界に一つだけの花」は超有名ですよね。
このように、彼が提供した楽曲がヒットし、その楽曲で提供したアーティストが紅白に出場することはありましたが、彼自身が紅白に出場するのは「GREEN DAYS」で2回目だったんですよ。
「GREEN DAYS」の動画はこちら!
「GREEN DAYS」の基本情報を知ったら、ぜひ楽曲が聴いてみたいと思いますよね!
今回はYouTubeにアップされている動画をご紹介しています。
こちらで楽曲を聴いてみて気に入ったら、ぜひCDやストリーミング音源で購入して聴いてみてくださいね♪
「GREEN DAYS」の歌詞がしみる!
それではここからは、心にしみるといわれる「GREEN DAYS」の歌詞をたっぷりみていきましょう!
青春とは悩みながら孤独を克服する時期
ほどけた靴ひもを直そうと 君がしゃがんだら
目の前に緑色の道が 続いていた
それぞれがちゃんと一人で 悩んだと分かった
ダイニングを出た僕らに 湿った夏の夜風
出典: https://twitter.com/t_BlueSky115/status/337528680693768192
冒頭の歌詞はふとした生活の瞬間を切り取っているように見えます。
しかし写真に撮られた一瞬のように思えるこの情景にも、実は青春にまつわる隠しメッセージがあるような気がします。
ほどけた靴ひもは、青春の中のちょっとしたつまずきを、目の前に続く緑色の道は、色々なことがあるけれど確実に歩を進めるべき未来があることを象徴しているように思えます。
よかった この世界は サイテーだと誤解したままで
今日一日が終わらずにすんだよ
君といたからだ
出典: https://twitter.com/haruhiro_hk/status/935104129466114048
日々つまずくことはあるけれど、イヤなこともあるけれど、それでも夏の夜風のように“優しさを感じる”瞬間があれば、世界に対してポジティブにいられそうです。
そしてそこに、自分の心のオアシスになるような“君”がいてくれたら、それはとても嬉しいことですよね。
わからない事だらけでも ホントの事だけ探していこう
そんな気持ちを誰もがきっと 青春と呼ぶのだろう
出典: https://twitter.com/haruhiro_hk/status/935104129466114048
槇原敬之は青春ということを自身の楽曲の中で言及することがよくあります。
タイトルもそのままの「青春」という曲もあるのですが、そこでは“青春は夢と自分の間に流れる川”と表しています。
今回の「GREEN DAYS」では“わからない事ばかりであってもホントを探していく事”を青春だといっています。
こうした槇原敬之の“青春観”をみていくと、きっと彼は“青春は思い通りにならない日々だけれど純粋である時期”といっているような気がします。