電車の脱線事故が起こったって 夕方のニュースでやっている
亡くなった人の家族や恋人の 悲しみに目をそむけてしまう
終わりはいつかやってくると知った時 初めて人が愛しくなる
あなたじゃなくて良かったと思う僕は やはり浅ましい人間でしょうか
出典: 千年幸福論/作詞:秋田ひろむ 作曲:秋田ひろむ
事故のニュースを見て、画面の向こうにいる人や遺族のことを考えてしまうことってありますよね。
どうしようもない悲しさから目を背けたくて、テレビを消してしまうこともあるでしょう。
そんなとき、あなたが事故に合わなくてよかった、まだあなたは生きていてくれるとふと思う。
そして命の終わりを知り、あなたのことが愛しくなるのです。
誰かが亡くなり、誰かが悲しんでいる中で、あなたのことだけを考えてしまう浅ましさに、あなたはどう思うだろうか。
あなたが今日も無事でいてくれるという安心を、表現することも、伝えることもできないのです。
千年続く愛情を 千年続く友情を 千年続く安心を 千年続く幸福を
馬鹿げた事かもしれないけれど あなたよどうか生きていて
出典: 千年幸福論/作詞:秋田ひろむ 作曲:秋田ひろむ
千年続くなんて馬鹿げたことを言っているかもしれないけれど、儚い命を授かったあなたが、どうか今日も生きていますように。
ちょっとした出来事で狂ってしまう、変わってしまうこの世の中で、愛しいあなたがどうか生きてくれますように。
僕にはあなたのことを、どうこうすることはできないと知っているのです。
だからこそ今日も願う。あなたが生きていますようにと。
あなたが居なくなっても生きる僕を 許せないといったら笑うでしょうか?
僕がいなくても生きていくあなたを 「悲しい」と言ってはいけませんか?
出典: 千年幸福論/作詞:秋田ひろむ 作曲:秋田ひろむ
大袈裟な話なのかもしれないけれど、あなたのいない世界で生きる自分を許すことができない。
僕がいない世界で生きるあなたのことを考えると、悲しくてしょうがない。
どれももしもの話だけど、もしかするとそうなってしまうかもしれない、可能性の話。
だからこそ、今日も明日も一緒に生きていたい。
終わりが儚いなら、儚いからこそ一緒にいたい。
千年続く愛情を 千年続く友情を 千年続く安心を 千年続く幸福を
千年続く自負心を 千年続く安らぎを 千年続く友愛を 千年続く熱情を
千年続くいたわりを 千年続く尊厳を 千年続く生命を 千年続く喜びを
終わりがあるから美しい そんなの分かりたくもないよ
終わりはいつも早すぎる
出典: 千年幸福論/作詞:秋田ひろむ 作曲:秋田ひろむ
終わりがあるから命は美しい、そんなことはとっくにわかっている。
けれどその先にあなたのいない未来や、僕のいない世界で生きるあなたがいるなんていうのは信じたくない。
わかっているけど、理解したくない。
そんなことを考えている間に、終わりの時間は近づいてくるのです。
終わりはいつも早くて、そんなことも頭ではわかっているのに、終わりが来る度に早かったと思ってしまう。
人生はあっという間に終わってしまう、だからこそ、あなたと一緒にいたい。
千年続く何かだって、千年経てば終わってしまいますもんね。
終わりがあるから美しいと歌う「千年幸福論」
終わりがあるから全ては美しいとわかっているのに、終わりが来ることが怖いと思う。
誰しもが一度は考えたことのある、永遠のテーマとも言える内容なのではないでしょうか。
終わりが来るから、また新しいものが生まれる。
わかってはいても、不変のものを求めてしまうのは、人間の性なのかもしれませんね。
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