フジロックでも地元の仲間をステージへ
KOHHは2016年のフジロックに参加。
その際に「結局地元」を披露しているのですが、その時の異様な光景が伝説となっています。
なんとステージに地元の仲間を総動員させてパフォーマンスをしたのです。
フジロックは色んな国内外のアーティストが次々とライブをするところ。
当然その場にはKOHHのファン以外のお客もいます。
そういった、KOHHを知らない、北区王子すら知らない人にも強烈な印象を残したはず。
どこまでも向け目ないアーティストです。
ヴァース3をチェック
良いやつとか ヤなやつ
でも真面目に働く (Work!)
普段は見えないけど刺青だらけの体
子供がいたり
いつの間にかみんな大人みたいになったけど何も変わっちゃいない(同じ)
俺たちそんなに育ちは良くない 多分頭わりい
だから何? ここに生まれたのが鼻高い
出典: 結局地元 (feat. Y'S)/作詞:KOHH 作曲:不明
地元の仲間、そして王子に誇りを持つ!
いろいろ思い出を共有する地元の仲間も年を取っていきます。
いつまでもヤンチャしているわけにもいきません。
昼は真面目に働き、家族を養わなければいけないのです。
そんな友人達を間近に見て、KOHHも誇りに思ったことでしょう。
仲間と地元をこれからも愛し続けるという宣言と捉えると感動的な歌詞です。
地元を愛するという普遍的なメッセージが感動的
この曲は東京都北区王子出身ならずとも感動を覚えます。
やはりそこには、場所は離れても地元に想いを馳せる人々に訴えるものがあるからでしょう。
上京した人が帰省した際に地元の友達と変わらず楽しい時間を過ごす。
そんな光景は日本中どこでも繰り広げられているものです。
この歌自体は王子に対する愛を歌っていますが、地元愛という普遍的なメッセージがあるのです。
最後に
彼の地元に対するリスペクトと愛をこめた名曲「結局地元」の歌詞について解説いたしました。
そこには彼の色んな面を感じることができます。
地元を愛する優しい青年、
音楽業界にイラつき覚える一人のアーティスト、
地元を活性化しようとするビジネスマン、
そして仲間と馬鹿をやるヤンチャな青年などです。
彼の経歴を見てい行けば何一つ偽りがない事は明白。
だからこそ強烈な説得力があり、聞き手の心を揺さぶるのです。
彼のアーティスト人生が何年続くのかはわかりません。
しかし何十年経ってもこの曲がKOHHの代表曲であり続けるでしょう。
そして北区王子が今よりもさらに「かっけー街」になることを願います。
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