生きていく意味について教えてくれる人は、誰もいません。

自分自身で生きる意味や幸せを見つけていかないとダメなのです。

絶望的な時代に生きているのかもしれません。

でも、どんな時代であっても、人間の心のうちにある真心は変わらないものなのです。

どんなに厳しい時代であっても、人の愛や優しさが失われることはきっとないのでしょう。

少なくとも、寂雷先生はそう信じています。

寂雷先生はどんな生き方を目指している?

不安定な情緒が安定しても立ち上がれ。
開眼する瞼から垂れ落ちる涙雨、
成り上がれ、小手先の言葉には信頼はない。
見えぬ者がきっと見てる 何も心配ない。

一切破壊せずに有無も言わない。
既成概念に囚われて自分を見失うな。
瞳孔を開いたままで今も夢を見てる。
今に見とけ ではなく 今の私を見てくれ、
狭いこの地球上を見下ろして笑うな 広い空。
そこから見上げて 天に願い探す憩いの場。

出典: 迷宮壁/作詞:GADORO 作曲:横山克

精神的に安定している時でも油断をせず生きていく。

どんなささいなことであっても、きっと誰かが見ているだろうから、恥じないような生き方をしていく。

誰かを見下して比較しながら生きるのではなく、自分は自分と割り切って生きていく。

きっとこれが、寂雷先生が長年生きてきた中で出した答えなのでしょう。

誰に対しても穏やかで、親身になって接するのは、このような考え方を持っているからなのだと思われます。

絶望しながら生きるのではなく…

迷宮壁のラビリンスウォール。
抜け出すために まだまだ時間はかかりそうだ。
生きるということは痛いんだ。
その答えに今もなお悶え、
私達人間は争いを繰り返してる。
人生は勝ち負けなんだ。
綺麗事は通用しない。
弱さを自負することの強さ、
強さを自負することの弱さ、
挫折や敗北の味を噛み締め 食い縛りながら
今日も立ち向かうよ。

出典: 迷宮壁/作詞:GADORO 作曲:横山克

人生は楽しいことばかりではなく、むしろ辛いことや悲しいことのほうが多いのかもしれません。

それでも、絶望しながら生きるのではなく、自分自身に打ち勝って強く生きていこう!と寂雷先生は歌っています。

たとえ、人生の中で過ちを犯したとしても、それを糧にして強く生きていく必要があるのです。

おわりに

ヒプノシスマイク【迷宮壁】歌詞の意味を徹底解説!息絶えたアイツって誰?寂雷先生の哲学に耳を傾けようの画像

「迷宮壁」の歌詞を読んでいると、人間の生死や生きる意味について深く考えさせられますね。

確かに、私たちが生きているこの時代は、理不尽で辛いことが至るところでたくさん起きているのかもしれません。

だからこそ、強く生きていかないといけないのです。

この楽曲を通して「寂雷先生の考え方が気に入った」という人もいることでしょう。

そのような人は、ぜひ以下の記事で紹介している「The Champion」も聴いてみてください。

ラップバトルで勝利をおさめた麻天狼。

その時の心境について、寂雷先生なりの考えを歌詞の中で語っています。

こちらも非常に聴きごたえのある神曲となっているので、要チェックですよ!

ヒプノシスマイクで2018年のバトルシーズンを制したシンジュク・ディビジョン代表「麻天狼(まてんろう)」。彼らの優勝をたたえた『The Champion』の歌詞を紐解きます。彼らの強さの秘密はどこにあるのでしょうか。公開されているリリックを先取り解説!

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