【同じドアをくぐれたら/BUMP OF CHICKEN】天秤を主題に決断の意味を問う歌詞！コード有♪

曲を聴いてもらうため、自分たちを知ってもらうため、CDを売るため。

メディア露出での宣伝活動は当たり前のように行われています。

しかしテレビ番組、音楽番組にすら滅多に出演しないアーティストが一定数いるのも事実。

BUMP OF CHICKENはその代表格といえるでしょう。

BUMP OF CHICKENのボーカル・藤原基央の声の透明感。バンドが奏でる疾走感。

曲の出だしを耳にすれば「BUMP OF CHICKENだ」とすぐに気づきます。

外出先のお店で流れている彼らの楽曲を聴けば、メロディラインが耳について離れません。

強烈ではないのに強いインパクトがあり、他のバンドには真似できない「らしさ」がある。

テレビ露出がなくても彼らが愛される理由は、言動でも見た目でもありません。

BUMP OF CHICKENが作る楽曲そのものが、リスナーの心を掴んで離さないのです。

「楽曲がいい」なんて、ミュージシャンとしては当たり前に感じます。

しかし、派手なプロモーションなしに楽曲だけで勝負するバンドを挙げてみてください。

まず思い浮かぶのが「BUMP OF CHICKEN」ではないでしょうか。

今回ご紹介する「同じドアをくぐれたら」は、スローなワルツのリズムで、弾き語りのように静かに始まります。

そんな静けさがいつの間にか壮大な音の重なりに変化し、そして再びの静寂。

「静と動」という表現で終わらせたくない、音の物語が存在します。

そしてそこに流れる歌詞。「天秤」をテーマにして作られました。

天秤、何かを比べるのでしょうか。それとも平等を歌うのでしょうか。

「同じドアをくぐれたら」の歌詞に込められた思いや天秤の意味を探っていきましょう。

BUMP OF CHICKENらしい印象的なコードや収録アルバム情報もご紹介します。

「同じドアをくぐれたら」が収録されているアルバム「ユグドラシル」。

インディーズ時代から数えると、BUMP OF CHICKENの4枚目となるオリジナルアルバムです。

14曲の収録曲のうち5曲がシングルとしてリリースされているこのCD、豪華なラインナップですね。

7曲目に「同じドアをくぐれたら」が収められています。

「同じドアをくぐれたら」の歌詞を追いながら、描かれている世界を見ていきましょう。

コードも併記するので、ギターを奏でながら曲調の変化を感じてみてください。