「アマドール」は須田景凪(バルーン)が手掛けたダンロップのプロモーションアニメ主題歌！歌詞を解釈！

須田景凪 バルーンさん(@balloon0120)がシェアした投稿 - 1月 10, 2018 at 6:06午前 PST

「アマドール」は須田景凪のファーストアルバム「Quote」に収録されている曲です。

須田景凪とはボカロPバルーンのシンガーソングライター名義。

ボカロでは表現していないところを掘り下げ、須田景凪にしか歌えない曲を作りたいと語っています。

ボカロPバルーンとしてのニュアンスやテイストも入っており、聴きやすい曲が多いアルバムです。

今回は渾身作のアルバムの中から、短編アニメ作品の主題歌にもなった「アマドール」のMVや歌詞を解説していこうと思います。

「アマドール」はアニメ主題歌になったことで話題を呼んだ楽曲です。

担当しているアニメは、ダンロップがスタッドレスタイヤ『WINTER MAXX 02』のプロモーションで制作した『ROAD TO YOU-君へと続く道-』。

今作は主役を人気声優神谷浩史が担当したことでも話題を呼びました。

冬の一夜をテーマに、3つの小さな物語が交差し、一つのストーリーになるというもの。

恋人の愛、親子の愛など、大切な人との愛を描いています。

切なくも人間味があり、ホロッとしてしまうシーンもある力作です。

「アマドール」はアニメを盛り上げるだけでなく、世界観を作り上げる一員にもなっており、作品に欠かせない存在です。

「アマドール」のMVは、人気イラストレーターアボカド6が担当しています。

シンプルかつ少ない配色で描く映像は、曲とマッチしていますよね。

独特の世界観で知られるイラストレーターであり、バルーン名義の楽曲ではいつもコラボしていたので馴染みのある映像です。

モチーフを使った映像が多く、歌詞の内容と合わさって切なさを感じさせます。

ちなみにMVに出てくる観覧車は、アルバム「Quote」のジャケ写に描かれているものと同じデザインになっています。

君のことを思って黙る。

それは同時に自分を守るための手段でもあります。

嘘の思いを伝えたところで、君も僕も傷ついてしまうことはわかっている。

傷ついてしまうくらいなら、この憂いの気持ちはそっと胸にしまい込むんだ。

私が苦しいのは、君には関係のないこと。

できれば私の中だけで解決したいことでもあるし、きっとこの思いは共有できない。

けれどこの気持ちを1人で抱えて、毎日が冷えていくのが苦しい。

嘆いたところで日常が変わることはなくて、それさえわかっているから寂しい。

言ったところでどうしようもない話。

それを聞いて君が苦しむくらいなら、私が苦しみに耐える方が良い。