7thアルバム収録

【P R I D E】は2020年に発表されたアルバムである「BL」に収録されています。

女王蜂の7枚目のアルバムです。

2019年に発表された前作から、1年も経たない短いスパンで制作されました。

アルバムのバージョンによって曲順が異なる

女王蜂【P R I D E】歌詞の意味を考察!時代は悪をどう取り扱う?やましさを肯定する心情を紐解くの画像

アルバム「BL」には3種類のバージョンが存在します。

完全生産限定盤-lily-」、「完全生産限定盤-rose-」、「通常盤」です。

各バージョンごとにコンセプトが異なり、収録されている曲順が異なっています。

【P R I D E】は3曲目、4曲目、8曲目です。

通常盤では全8曲の最後を飾っています。

完全生産限定盤は、それぞれのコンセプトをイメージしたビジュアルブック仕様です。

通常盤には全ての収録曲のoff vocal ver.も収録されています。

人気漫画家とのコラボ

女王蜂【P R I D E】歌詞の意味を考察!時代は悪をどう取り扱う?やましさを肯定する心情を紐解くの画像

BLの通常版のジャケットは、人気BL漫画家はらだによる描き下ろしです。

【P R I D E】のMVにも、このジャケットのイラストが使われています。

雑然としたゴージャスな空間と、ただよう退廃的で妖艶な雰囲気が楽曲にピッタリです。

MVの中で時折見せる、イラストの人物のまばたきにもドキドキさせられます。

妖艶な誘い

それでは歌詞について考察していきましょう。

この曲の歌詞は、ボーカルのアヴちゃんこと薔薇園アヴによって書かれています。

Hey boys, Hey girls, Hey babys
眠れないなら目を開けて

出典: P R I D E/作詞:薔薇園アヴ 作曲:薔薇園アヴ

甘い呼びかけ

甘く呼びかける歌声から曲が始まります。

アヴちゃんの魅力である、女性的なハイトーンボイスです。

呼びかける相手は、男の子や女の子だけではありません。

最後に「かわいい子」と呼びかけています。

これは、性別に関係なく恋人に対して呼びかける言い方です。

ジェンダーレスな存在の、アヴちゃんらしい表現ではないでしょうか。

夜の世界へ

曲の舞台は夜です。

寝ているはずの時間なので、深夜でしょう。

無理に寝ようとするくらいなら、起きてしまえという逆転の発想です。

妖しい夜の世界へ誘う声が聞こえます。

冒頭からドキドキさせるような歌詞と歌声です。

自由な自信家

ここからは、ノリノリのラップパートです。

自分たちは勝ち組