「船の名はYellow Magus」と明確にあらわされています。水夫の言葉をなぞるように、行方知れずになってしまいます。
しかし、まだ「期待と船体」を捨てられずに海を漂っているようです。
「終わりの来ない旅なら まぼろしに留まることと同じに
気付けよ 星が動けば これから起こることが分かるだろう」
出典: Yellow Magus/作詞:荒内佑 作曲:荒内佑
おそらく、これも「水夫が囁いた」言葉でしょう。やはり、謎めいていますね。
たしかに旅はどこかで終わらなければ、ありもしない物を求め続ける「まぼろしに留まる」ことと同じかもしれません。
フィナーレを求めて
Desert Song, Desert Song フィナーレを迎え入れてくれ
今夜中に砂漠へと渡り
See the Light, See the Light 砂の上を走る鬼火たち
光 宿し うごめいている
帆を下げ 陸に上がれ 帆を下げ 海を捨てて
帆を下げ 砂漠へ行け 帆を下げ 朝まで
Last Cruise, that day and that night…
出典: Yellow Magus/作詞:荒内佑 作曲:荒内佑
MVはこちら
ceroとサポートメンバーが演奏する姿と砂漠や異国の映像が混ざる映画のようなMVです。
ライトの加減がサイケな雰囲気もあり、間奏の部分のギターやサックスが格好良いです。
『Obscure ride』に収録されたバージョンも最高ですが、少し荒削りな質感があるロックでポップなシングルのバージョンも負けていません。
基本的には同じ曲のはずなのに、違った魅力を感じることが面白いですね。
監督は自身もミュージシャンとして活動するVIDEOTAPEMUSICが担当しています。
まとめ
今回は、ceroの『Yellow Magus』について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
コードや歌詞などをこの曲を知るための参考にしていただければ幸いです。
ceroは『Obscure ride』で次の段階に進んだような印象を受けます。
しかし、デビューからceroは貪欲に変化を続けているので、これからどうなるのかまったく予想がつきません。
どのような音楽を演奏しても「cero」というジャンルになるので、本当にこれからの活動が楽しみです。
この記事を読んでceroに興味を持った方は、彼らのライブにもぜひ足を運んでみてください。
最新情報については、下記の公式サイトからチェックしましょう。
cero公式サイト。2004年結成の高城晶平、荒内佑、橋本翼の3人からなる東京発ポップバンド。
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