散った桜の花の儚さや切なさを込めた歌詞が印象的な楽曲になっています。
その中でも、サビの歌詞は特にその切なさが深く刻み込まれており、成就しない恋愛に心を散らし、それでも前に進んでいこうとする強い気持ちに胸を打たれる歌詞になっています。
第4位「Prisoner Of Love」
ドラマ「ラスト・フレンズ」の主題歌に起用!
そして、第4位です。
第4位には「Prisoner Of Love」がランクインしました。
この楽曲は、2008年5月21日にリリースされた21枚目のシングルです。
こちらもドラマのタイアップを獲得しており、フジテレビ系のドラマである「ラスト・フレンズ」の主題歌に起用されました。
ちなみに、ドラマへの主題歌起用は前述した「SAKURAドロップス」以来となっています。
さらに、この楽曲は5枚目のアルバム「HEART STATION」からのシングルカットになっており、またドラマに合わせた世界観を楽しめる1枚として多くの人の手に渡りました。
退屈な毎日が急に輝きだした
あなたが現れたあの日から
孤独でも辛くても平気だと思えた
I'm just a prisoner of love
Just a prisoner of love
出典: Prisoner Of Love/作詞:宇多田ヒカル 作曲:宇多田ヒカル
どんな日常でもあなたがいてくれるから輝いた日になっているという歌詞の内容からは第9位に紹介した「光」とも通じてきます。
これまではきっと退屈で虚しい日々だったのでしょう。
しかし、あなたの存在が光となり、辛い日常も乗り越えていけるという温かい歌詞になっています。
第3位「真夏の通り雨」
「NEWS ZERO」のテーマ曲に起用!
いよいよ第3位です。
第3位には「真夏の通り雨」がランクインしました。
この楽曲は、2016年4月15日にリリースされた5作目の配信限定シングルです。
また、日本テレビ系の報道番組である「NEWS ZERO」のテーマ曲に起用され、幅広い世代のリスナーの耳に届いた1曲です。
勝てぬ戦に息切らし
あなたに身を焦がした日々
忘れちゃったら私じゃなくなる
教えて 正しいサヨナラの仕方を
出典: 真夏の通り雨/作詞:Utada Hikaru 作曲:Utada Hikaru
ちょうどこの時期に宇多田ヒカルは母である藤圭子を亡くしました。
そのことに対する想いが綴られているのが、この楽曲であると噂されています。
母親と言う偉大な存在に対する敬意と感謝を表して、しっかりと別れを告げていく真摯な姿勢に胸を打たれる歌詞になっています。
また、詳しく歌詞解説をした記事もありますで、ぜひ読んでみてください。
宇多田ヒカル「真夏の通り雨」PV動画&歌詞の意味解説! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
「真夏の通り雨」は日本テレビ「NEWS ZERO」テーマ曲に起用され、5作目の配信限定シングルとして2016年4月15日にリリースされました。また6枚目のアルバム「Fantôme」にも収録され、同時リリースされた「花束を君に」と共に2016年の宇多田ヒカルの活動を代表する1曲になりました。