美しいダンスシーン
「Be Our Guest」はルミエールたち城の住人がベルを歓迎するシーンで使われた曲です。
また「Belle」はオープニングで朝の街をベルが歩いているシーンの曲です。
そして「美女と野獣」は主人公の2人がダンスをするシーンの曲です。
やはり、この映画で一番美しいシーンではないでしょうか?
そんなシーンにぴったりのロマンティックな曲ですね。
アニメ映画で使われた「美女と野獣」
1991年公開のアニメ映画で使われるこの楽曲は2種類あります。
1つめは先ほど紹介した劇中でポット夫人が歌うバージョンです。
2つめは主に映画のプロモーションに使われたバージョンです。
こちらはピーボ・ブライソンとセリーヌ・ディオンのデュエットのアレンジになっています。
若手時代のセリーヌ・ディオン
セリーヌ・ディオンは今でこそ歌姫の地位を確立しています。
しかしこのころはまだ、オリンピック開会式などで少し名前が知られ始めたころでした。
劇中歌と主題歌の違い
2つのバージョンの決定的な違いは、実は「英語」にあります。
ポット夫人の使う英語は「イギリス英語」です。
ピーボとセリーヌが使うのは「アメリカ英語」です。
舞台はフランスの片田舎です。
しかし野獣はもともと王子ですので、上流階級です。
そこに仕えるポット夫人は上品な言葉遣いということで、イギリス英語なのでしょう。
「little」「neither」の発音の違いは分かりやすいと思うので聞き比べてみてください。
2017年公開の実写版
2017年公開の実写版「美女と野獣」のヒットは記憶に新しいかと思います。
人気女優エマ・ワトソンをベル役に迎え、美しい映画になりました。
アニメ映画「美女と野獣」にかなり忠実に作られていました。
しかし設定面では新たなものもいくつかありました。
個人的には野獣が文学青年になっている設定が一番驚きました。
しかしベルの性格から考えると、その方が恋に落ちやすいだろうと納得もしました。
実写版のダンスシーン
実写映画で使われた「美女と野獣」
2017年公開の実写版でもアニメ版同様に2種類の楽曲が使用されました。
1つめは劇中でポット夫人が2人のダンスを見守るシーンで歌うバージョンです。
2つめはエンディングとプロモーションで使われるバージョンです。
こちらはジョン・レジェンドとアリアナ・グランデのデュエットで作られました。