事務所を立ち上げ、AK-69として新たな1歩となるニューシングル「Flying B」発売!  

この曲は、AK-69が様々な苦難を超え、2003年3月7日 「RED HOT FIGHTER」でデビューして13年後の2016年1月、自身が代表を務める「Flying B Entertainment Inc.」を設立記念の第一段です。

新たな旅路に向かう決意表明をつづった力強い楽曲です。AK-69は、「歌」「音楽」「言霊」(ことだま)が渾然一体となった反骨心に溢れた曲を求め続け、提供し続けるために新しい事務所も立ち上げたのです。

Flying Bの〝B〟はB-Boy、Bad Boy、B級のBの意味です。それをコンセプトに、AK-69が、華々しいところは何もないところから出発した事実を歌として作った楽曲です。 「Flying B」はこれぞAK-69と言うような、聴く人の闘志に火を付ける楽曲となっています。

Flying B(AK-69)は○○を決めてから書いた!?曲に込められた想いを徹底解剖!の画像

「Flying B」は「B級から飛翔する」という意味がこめられた楽曲のMVが人気!

雨の中の力強いMVの斬新さも、歌詞の力強さも最高!

AK-69にとっての“B級”とは、現状に満足せず、常に上を目指しているという生き方のメッセージが、そのまま強烈な楽曲の歌詞とリズムとなって迫ってきます。

雨の中の斬新な映像が、歌詞とマッチして心を震わせてくれます。 

体操の内村航平はリオデジャネイロオリンピックで試合前にこの「Flying B」を聴き、金メダルを獲得したというエピソードがあります。 

また、AK-69の楽曲を登場曲・テーマ曲に起用しているスポーツ選手は数多く、2014年プロ野球登場曲に使用されたアーティストの第1位に輝いています。

ヒップホップ音楽とAK-69

ヒップホップ音楽は1970年代にニューヨーク・ブロンクス地区で生まれた音楽のジャンルの一つです。

ストリートの黒人から生まれたヒップホップ・ミュージックの背景と、あえて「インディー」というハンデを背負って活動して来たAK-69はヒップホップのルーツに通ずるものがあるといいます。

AK-69の略歴

1978年愛知県小牧市出身

職業   「ミュージシャン・シンガーソングライター・ヒップホップMC」 担当楽器 「ラップ・ボーカル」

AK-69は名前を2つ持っています。一つはRapを歌う『AK-69』。もう一つはBalladを甘い声で歌う『Kalassy Nikoff』を名乗り2003年デビューしました。

AK-69としては、2009年9月『THE CARTEL FROM STREETS』を発表し、ロングセールスを記録し、2012年2月度のゴールド・アルバムとしてそれぞれ認定されました。

2016年1月、自身が代表を務める「Flying B Entertainment Inc.」を設立しました。

「はみ出し者が一つの事を思い続けて、努力を重ねたことで、第一人者になれた証としてメダリオンやキロチェーンを付けてる」といっています。

Flying B(AK-69)は○○を決めてから書いた!?曲に込められた想いを徹底解剖!の画像

『DAWN』は、AK-69の9枚目となるオリジナル・アルバム!

DAWN』(ドーン)は「夜明け」という意味で、「Flying B」も収録曲になっているAK-69の9枚目となるオリジナル・アルバムです。

初回限定盤と通常盤の2形態で2016年11月23日にリリース。週間8位(オリコン)を記録しています。 ヒップホップやR&B以外の音楽ジャンルのゲストを初めて招集した作品です。

今回のコラボレーションは、メジャーとインディーの壁を壊して高い水準の楽曲にたどり着いたと評されています。

Flying B(AK-69)は○○を決めてから書いた!?曲に込められた想いを徹底解剖!の画像

心を震わす「Flying B」の歌詞を読み解く!

サビの最後の「Don’t wanna lose Count 3(So we gotta stay fly)」は、「カウント3は取られたくない。」「そのために、我々は飛翔(ひしょう)しなければならない」の意味です。

負けを重ねたB級がFlying Bになるために、恥と失敗を燃料としたという歌詞が飛躍への胸に迫ります。 AK-69が、楽曲を通して、本当に伝えたい「Flying Bに至るまでの中身」が歌詞になっています。

雨の中の力強いMVの斬新さも、歌詞の力強さも純粋にこういう曲を聴いてもらいたいというモチベーションを感じます。

Flying BのMVは、負け続けたボクサーが、B級のヒーローになるための強烈な決意と様々な苦難に対する考え方が切々とした言葉になっています。

しかし、この楽曲は、歌詞の中の「名古屋くんだりのラッパーが悪りぃが勝ち上がったもんで者共Lay low」のくだりで分かる通り、AK-69そのものの体験であろうと思います。 AK-69が現在の地位を築くまでの思いが歌詞となってほとばしっています。

AK-69が、世間をどのように見ていたか、苦難をどのような考え方で乗り越えたか。多くの示唆と教えが入っていると思います。 但し、今回の歌詞は、MVの中のB級ボクサーの独白として歌詞を、読み解いてみます。

① 「戦場」