【いけないボーダーライン/ワルキューレ】マクロスΔ・美雲のメインボーカル曲！セクシーな歌詞を解説！

「いけないボーダーライン」は、お姉さん的アダルティックな印象、つまりはセクシーな曲となっています。

フレイアが「恋」なら、美雲メインのこの曲は、「愛」と、恋が実った後の激しい恋情になります。

恋は、相手に好きになってほしくて、無我夢中で追いつこうと必死に走るものです。

愛は延長戦、相手と同じ位置から外れないように維持しつつ、相手に自分を刷り込ませなければいけないんです。

遅れても、先に行き過ぎてもダメ。相手の同じ位置にいなければ相手の心は何処かへ見落としてしまいます。

相手と共にずっと愛し合えることを、願えば願うほどに、相手の未知が浮き彫りになって、謎が増えていきます。

そして、思えば想うほどに愛情は深まり燃え上がっていきます。

未開の世界とは、相手の知らない事を知りたいという意味と、相手と未知へ深く深く沈んでいきたいという意味の両方でしょう。

恋や夢のイメージは甘いものですが、愛は甘さの中に、ほろ苦さを含んでいるイメージと皆様思っていることでしょう。

恋から愛になったからといって、油断しては足元をすくわれる、もしかしたら誰かに奪われる可能性もあるんです。

つまり、恋は「自分との戦い」、愛は「相手との戦い」なんです。

いつまでも、子供の遊び気分や、手をこまねいてウジウジしているのではなく、攻めなければ失われてしまい、敗北しちゃうんです。

変化の無い日々、微妙な距離のまま近づけず進展の無い恋。相手からすれば正直、「つまらない」でしょう。

相手が自分無しではいられなくなるくらいに攻め込まなければ、いつか後悔する時がくるでしょうから・・・

サビの部分になりますね、止まることなく流れるような旋律が気持ちいいです。

難易度Gというのは、Gravity、重力の事です。

「ギリギリ愛」は、境界線。愛以上の深さへ潜ってしまうかもしれないギリギリのラインに位置しています。

最早、その愛は制御できない、更に深く難しい所まで急降下していく事によって、Gが強烈になり、意識がドロドロに溶けていくんです。

でも、それで良いんです。それが愛、それ以上に吹っ飛んだ愛なんです。

もしかしたら、この愛は狂愛にまで到達してしまうかもしれませんね。

色々な別れをしてからの、再開の日に本当の自分を魅せられるためにギラギラしているのでしょう。

しかし、やりすぎると制御不能になってしまい、制御不能になってしまえば後は尽きるまで止まれません。

どん底まで行き着いてしまえば、戻れはしないんです。行きはよいよい、帰りは無いよ。怖いどころか戻れもしません。

ある意味、愛は賭けレースなんでしょう。「自由も平和も望めば～腐っちゃうよ」の部分の通り、愛も同じくモタモタしてたら腐ります。

先程、上でも述べた通りに、愛はどれだけ相手と同じ走りを出来るか？どこまで一緒に沈んでいけるかなんです。

あなたは好きな人と、どこまで落ちていけますか？もし、途中で不安を感じたなら引き返すことをオススメします。手遅れにならないうちに・・・

「限界点なら～」、ここは先程も言ったとおりに、「引き返せる場所」です。

どんどん沈む速度が速くなっている中で、悩みモタモタしていれば引き返せなくなります。

破壊と再生こそ、恋愛の醍醐味。愛し別れて、悲しみ喜んでの繰り返しです。

次にある「ギリギリ愛～燃え尽きながら」は、確信した愛。燃え尽き、輝きながら戻れない場所まで潜り込んでいます。

それが「何度砕け散っても」という覚悟の言葉に繋がるんです。

愛することで、変わることが出来る、愛されたなら生きていたくなる。