赤い公園【消えない】歌詞の意味を徹底解釈！何を終わりにしたいの？消したくない思いの正体を紐解く！

Wikipediaによれば、これは伝説上の島の名前であるとのことです。

勝利した人たちが住む場所とあります。

これも自分にとって今いるところが理想の場所であるということのメタファーだと考えられます。

3行目では、今いる場所がまるで宇宙のように自由なものだと感じていることを表しているのでしょう。

この1〜3行目の歌詞では、メタファーによって今の自分の状況を表しています。

今の状況が主人公にとってとても居心地のいいものであることが伝わってくる言葉たちです。

しかし、4〜6行目の歌詞ではそれでもまだ「消えない」想いに思いを馳せています。

自分にとっての理想の場所へと片足を踏み込みながらも、後ろ髪を引かれているのでしょう。

彼女にとって、その想いがとても大切なものであることが分かります。

「消えない」最後の歌詞パートでは1番サビの歌詞をベースとしています。

しかしラスト3行に関しては、ここで初めて出てくる歌詞です。

今までは心のどこかにあるその想いを消し去ろうとしていた主人公。

ここではその想いを大事にしているということが伝わる言葉に変わっています。

日々を送る中で薄れていく気持ちを繋ぎ止めようとしているのでしょう。

自分にとってその気持ちがかけがえのないものだと遠ざかって初めて気づいた。

ラストの1行には、過去の自分を受け止めようとしているような力強さが伝わります。

以前の自分から変わろうとしていた主人公。

しかしここでは、変えられない心の存在に気づいているのでしょう。

今までの経験があったからこそ今の自分がある。

別れを経験し、主人公は精神的成長を遂げたのです。

「消えない」では過去の自分の気持ちと向き合いながら未来へと進む主人公の姿が表現されていました。

今回は、赤い公園の「消えない」をご紹介しました。

独創的な歌詞でありながらも、伝えたい意味が真っ直ぐに届いてきます。

それは赤い公園のオリジナリティ溢れるメロディやバンドアンサンブルと深く呼応しているかのようです。

今回の記事を通して彼女たちの世界観とこの楽曲の持つテーマを理解していただけたと思います。

最後に、OTOKAKEに掲載されている記事の中からおすすめの記事をご紹介しましょう。

「消えない」が好きな方におすすめなのは、力強い女性を描いた楽曲です。

そんな楽曲の歌詞を考察している記事を以下にピックアップさせていただきました。

是非、ご覧になってみてください。