こそこそと陰口を叩いては笑う人たちのことを挙げて「最悪の燃えないゴミ」とバッサリと切り捨てる歌詞。
前の歌詞で、夢を馬鹿にされたことで怒り、怒りをパワーに変えるからもっと怒らせろと言っているということを指摘しました。
つまりこの歌詞は夢を陰口で笑われて馬鹿にされても気にしなくていい、そうやって笑ってる奴らが笑われるべき「燃えないゴミ」だと言っているのです。
とっても攻撃的な歌詞ではありますが、陰口を言われたくらいで折れるなよと、夢を追いかける人を応援する歌詞と取ることもできますね。
限界を超えた先にしか欲しいものはない!
怒りをもっとくれ 理性なら邪魔なんだ
限界越えた先にしか欲しい物はないから
目が眩むほどの火花飛び散らして
なあ 全身全霊でぶつかろうぜ
輝くために
出典: https://twitter.com/utautaeee/status/912370349513121792
あなたが叶えたい夢はどこにあるのかと聞かれて、例えば高校生であれば、こういう大学に行って将来はこういう職についてこうしたいと思っていると、計画を答えてくれるかもしれません。
しかし、この歌詞では、夢がある場所は「限界を超えた先」と答えています。
自分の身の丈以上、自分がそのまま上がるには身が竦むような、自分が今見えているよりもずっとステージにしか欲しいものはないと言っているのです。
だからこそ、理性なんかがあったら怖くて前に進むことができないのです。
でも、そんな大きな夢だからこそ全力でぶつかることができ、人生を輝くものにできると言っているのです。
自分のできる範囲の中で目標を設定することも大切なことですが、そんな日々の目標を達成し続けた先にはとてつもない夢があってもいいのではないか、そんなことを語りかけてくるような歌詞です。
問題ばかりで答えがない世界、あなたはどう生きる?
問題ばっかの世界 答えはどこにもないから
困難があるほど 楽しめたもん勝ちなんだぜ
出典: https://twitter.com/em_banana/status/818822271942832130
社会に出ると学校のテストのように「答え」がないことばかりです。
頑張れば褒められるというようなこともなく、また、正しいことを言っても間違っている人たちに追い出されるような世界には、日々選択を迫ってくる「問題」しかありません。
困難が多ければ多いほど、普通は辛くなるものだと思います。
しかし、困難が多ければ多いほど、それを楽しめた人は人生の勝者だと言えるでしょう。
とても説得力のある人生論ですね。
おわりに
GLIM SPANKYの「怒りをくれよ」の歌詞を解釈してみましたが、いかがでしたか?
楽曲があまりにもかっこいいのでついそっちの方に気をとられて、歌詞の意味を見ていないという人も多いと思います。
しかし、解釈をしてみると、攻撃的な言葉で挑発しながらも、辛いことがあってもこの勝負なんとか乗り切ってやるという闘志に火をつけてくれるだけでなく、困難が多い人生だからこそ楽しんでやろうと前向きにしてくれるようなメッセージがこの歌詞には込められていました。
みなさんも、自分に火をつけたいとき、前向きになりたい時、GLIM SPANKYの「怒りをくれよ」を聴いてみてはいかがですか。
きっと、心に強いエネルギーが満ちてくるはずですよ。
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