甘ずっぱい恋心!アオハライドといきものがかりが融合

いきものがかり「キラリ」がアニメ映画【アオハライド】主題歌!?歌詞&PVランキングは?の画像

あなたの「初恋」はいつでしたか。とある女子の初恋は中学1年生の時でした。でもお相手の彼は、引っ越しで突然いなくなってしまいます。彼女は心に傷を抱えたまま高校生活を送っていましたが、やがて初恋の彼になんとなく似た男子を好きになり…

その女子とは、恋愛コミックの金字塔「アオハライド」の双葉のことです。胸キュンなしでは読めないこの大人気コミックはアニメ化され、さらには映画にもなりました。その映画主題歌「キラリ」「いきものががり」が担当しています。

中学生の時に、女友達から仲間外れにされた過去を持つ主人公の双葉。中学1年生の時の初恋の相手「田中くん」も突然引っ越しをしてしまい、想いを伝えることもなく別れて4年が経ちました。

そんな辛い体験が原因で、高校生活では男子嫌いでガサツな女子を演じている双葉。ある日、初恋の田中くんとは顔もタイプも似ていないけれどとても気になる男子「洸」が現れます。

恋と友情に悩みながら高校生活を送る双葉と洸の青春が展開されるストーリー、それが「アオハライド」です

アオハライドとは、作者の造語です。「青春」を「あおはる」と読ませ、ライドは英語で「乗る」の意味。よって「青春に乗る」というコンセプトなんだそう。「アオハルライド」だと語呂が良くないという理由で「アオハライド」にしたそうですよ。

映画アオハライドは原作とはちょっと違う

いきものがかり「キラリ」がアニメ映画【アオハライド】主題歌!?歌詞&PVランキングは?の画像

ちなみに映画アオハライドは、原作とはちょっと違います。 

映画では「中学時代にお互いに惹かれ合っていた双葉と洸が、洸の転校で一度は別れたものの4年後に再開する」というストーリー展開になっています。大筋は変わらないのでご安心を。

原作の双葉のイメージに本田翼がピッタリで、キュートで可愛くてたまりません!洸役の東出昌大もさすがのカッコよさ。淡い関係がもどかしい、10代の青春ラブストーリーが楽しく時には切なく展開されていきます。

いきものがかり「キラリ」

いきものがかり「キラリ」がアニメ映画【アオハライド】主題歌!?歌詞&PVランキングは?の画像

映画の主題歌「キラリ」を作ったいきものがかり。この曲は2014年12月24日に発売された彼らの7thアルバム「FUN!FUN!FANFARE」に収録されました。作詞・作曲は水野良樹氏です。

この「キラリ」はアップテンポな曲ながら、女子の揺れ動く恋心をボーカルの吉岡聖恵さんが伸びやかに歌いあげています。この曲を聴いているとなんだか気持ちがざわざわしませんか?そんな、きっと恋がしたくなるようなポップソングです。

揺れ動くふたりの恋心が表現された歌詞

「アオハライド」の青春のラブストーリーを音楽で盛り上げてくれるのがいきものがかり

「キラリ」は双葉と洸の気持ちとどのようにクロスしているのか検証してみました。

素直になれない想いをかかえて

泣きたいなんて言わないよ
素直になれないふたりの
もどかしいこの距離を越えたい
抑えられない気持ちを
背中にそっとつぶやいたんだ
君のこころへ キラリ つのる想い

出典: http://j-lyric.net/artist/a04c814/l0343ca.html

時が止まったような そんな不思議な瞬間だった 突然君が手をつかんだ
信号が変わって 離れていってしまうのが嫌で もう少しだけって心で言った

出典: http://j-lyric.net/artist/a04c814/l0343ca.html

お互いに惹かれ合っているのにそっけない態度をとったり、憎まれ口をたたいてみたり。

まだまだ本音が素直に吐けない、複雑な胸中の10代の高校生の淡いながらも真剣な気持ちを見事に表しています。

本当は泣きたいくらい好きなのに、でも言葉にしてしまうと壊れてしまいそうで本音は怖い。だから背中にむかってそっとつぶやく。そんな切ない恋心が表現されていますね。

つのる想いに揺れ動くふたりの恋心

どこか切ない君の横顔
優しく照らす光りにほら
わたしはなれるかな

泣きたいなんて言わないよ
いつでも君のとなりで
いちばんにその笑顔見せてよ
忘れられない時間を
ふたりでちゃんとつくりたいんだ
君のこころへ キラリ つのる想い

出典: http://j-lyric.net/artist/a04c814/l0343ca.html

続く歌詞は、ふたりの関係性が少し進展した時期にピッタリですね。

好きでたまらない相手と少しでも一緒にいたい、ひとりでいてもふたりで過ごした時間を忘れたくない、笑顔を思い出していたい。

ふたりのつのる想いが行間からもあふれる内容で本当に甘ずっぱいです。

ふたりで「青春」を感じて