中島美嘉
表現者を夢見て、当初はモデルを目指していて活動していた中島美嘉。
しかしある日思い立ち、ソニー・レコードに送った自身の歌声を吹き込んだデモテープから、2001年に「STARS」をリリース。
一番綺麗な私を
うぬぼれ刑事
製作はこれまでも中島美嘉と縁の深い宮藤官九郎。
毎話うぬぼれ刑事(長瀬智也)がひとめぼれした女性(事件の犯人)のトリックを暴いていく、コメディータッチのミステリードラマです。
中島美嘉は物語の重要人物ともなるうぬぼれの元妻、日暮里恵を演じています。
PV
神秘的な美しいPVですが、水中撮影に挑戦したりとなかなかハードだったようです。
歌詞
恨み節にも思える、この重めのラブバラード、細かく見ていきましょう。
ちょっと怖いところがミソ。
もしもあの春に あなたと出逢わなければ
舞い散る花びらは ただ白く見えていたでしょうか?
もしもあの夏を 二人で過ごさなければ
花火の輝きも残らずに 消えていたでしょうか?
出典: http://j-lyric.net/artist/a000621/l021504.html
恋をすると、ものの見方が変わるとよく言います。
白く見えていた花びらが、薄く色づいて見える。
季節は春ですから、きっと桜のことでしょう。
花火についても、愛するひとの隣で見上げる今年はいつもの年よりも美しく輝き、切なく記憶に残ったのでしょう。
思い出は美化されると言いますが、そもそも大切でない思い出は美化なんてされずに忘れ去られてしまうもの。
その年が、彼女にとってどれだけ大切なものだったかが伝わってくるようです。
一番綺麗な私を 抱いたのはあなたでしょう
愛しい季節は流れて 運命と今は想うだけ
出典: http://j-lyric.net/artist/a000621/l021504.html
「自分が一番美しかったと思っているころ」にそばにいた恋人へ向けたこのラブバラード。
言葉通り、女性が美しいと言われる年齢の頃の話にも聞こえますが、女性は恋をすると美しくなると言われるもの。
より深く相手を好きになれば、その輝きも増すもの。
これまでに一番愛した相手、ととっても良さそうです。
もしもあの秋に 私が戻れるのなら
隠し通したあの涙さえ 見せてしまうでしょう
もしもあの冬に あなたを信じていたら
今も二人で寄り添いながら 生きていたでしょうか?
出典: http://j-lyric.net/artist/a000621/l021504.html