ドラマ「流星の絆」の挿入歌にも起用された「ORION」
この「ORION」はドラマ「流星の絆」の挿入歌に起用されています。
中島美嘉もこのドラマに出てくるサギ役で出演。前回のドラマ出演から6年ぶりの出演を果たしたました。
特徴的なのは、「ORION」のPVには「流星の絆」に有明静奈役で出演している、戸田恵梨香が出演しているということです。
中島美嘉のPVに女優さんが出演するのは初めてだそうです。「流星の絆」とも重なり、とても魅力的で切なさもさらに演出された、美しい作品に仕上がっています。
この切ない感じが多くのファンを魅了し、フル視聴を実施したところ、1週間で約50万回の試聴を記録しました。
しかも、その後の着うたでは先行配信され100万ダウンロードを突破し驚異的な人気を博しました。
ドラマ「流星の絆」とは
「流星の絆」は東野圭吾の推理小説。講談社よ2008年3月5日出版されました。
2008年10月17日よりTBS系で連続ドラマ化されました。
有明功一(二宮和也)、有明泰輔(錦戸亮)、有明静奈(戸田恵梨香)の三兄弟は幼い頃、両親を惨殺されるという残酷な事件に巻き込まれます。
残酷な運命を背負った三兄弟が詐欺師を働きながら、時効が迫る14年ごに真犯人を追いつめる復讐劇。
戸田恵梨香演じる有明静奈は、功一と泰輔と血縁関係ではないが同じ姓を名乗っている複雑さがあり、そこで禁じられた恋の要素が含まれています。
さらに、復讐劇やコンゲームが繰り広げられ、読ませる臨場感はさすが東野圭吾作品ですね。
ドラマ化されさらに人気に
小説「流星の絆」発売当時は発行部数が作者最速のペースで、25万部を超えたと報じられ話題になりました。
小説で最速の25万部は、人気作家だけのことはありますね。すごい発行部数です。
TVドラマ化の影響で「流星の絆」はさらに話題となり、ロングセラーとなりました。
翌年の2009年で発行部数は65万部となりました。
その後、2009年本屋大賞の10作品にノミネートされ、さらに注目されました!
そんな作品の挿入歌に「ORION」が起用されたわけですね。
中島美嘉が「ORION」を語る
「ORION」は星をモチーフにしたタイトルとしては3曲目、今回、曲をもらった時の印象について語っています。
中島美嘉は「今まであったようでない感じの曲、今までの壮大なバラードというよりは、もうちょっと身近な感じがするバラード」とコメントしています。
ロック調のバラードで、ギターがメインになっていることについては、中島美嘉からスタッフさんにお願いしたそうです。
「同じバラードでもちょっと違う形にした方がいいなって思った」と語っています。
サビに行く前のギターの不協和音ぽくしているのはあえて転調しているそうで、「最初のデモテープのままだと低い音域が出ない」そこで中島美嘉はサビで転調したそうです。
そうしたら、歌うのがすごく難しくなったそうですが、でもそこはさすが中島美嘉ですね。
切なげにしっとりとした、透明感を際立たせて歌い上げているテクニックには、ジーンとしますね。
「ORION」はカメラCMでもあった
最後に、この歌詞のテーマみたいなもにつて中島美嘉は「カメラ」と答えています。
カメラにつての曲かと思いきや、「カメラのCM曲だったので、カメラみたいな男の人を書こうと思った」と語っています。
「ずっと彼女のことをみて、写真みたいにその彼女のことを焼き付けて行く男性。それくらい彼女のことをずっと見ている人」を書こうと思ったそうです。
カメラのようにずっと彼女を視線で追っている、そして記憶(フォルム)に焼き付けるような。そこまで好かれるなんて、女性側としてはとてもロマンチックですね。
中島美嘉はこの歌詞はすぐに書けたそうですよ。
「メロディにスピード感があったので、歌っ時の言葉の響きを大事にしようと思って。「あ」で音を伸ばしたら気持ちいいな、とか」という書き方をしていたら、わりと早く書き上がったそうです。
主人公目線がリアル
すらすらできあがったようにも思いますが、本人的には「作業はそれほど早くなかったし、バラードはなんどやっても難しい」と語っています。
それでも主人公の切なさがリアルに伝わってくる素敵な曲ですよね。
バラードが大好きな中島美嘉にしか書けない歌詞になっています。
「ORION」の歌詞について意味
中島美嘉 (Mika Nakashima):Orion Lyrics | LyricWikia | FANDOM powered by Wikia
Orion This song is by 中島美嘉.
ここで中島美嘉が「ORION」の歌詞に込めた意味を独自に解釈!
「流星の絆」とイメージが重なる部分も多いのではないでしょうか。