ライヴ活動に軸を置くVAMPS

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結成当初からライヴに軸を置いた活動を想定していたというVAMPS

その公演数は、380回を超えるほどです。日本のみならず、海外においても多くのライヴを披露してきました。

2008年に結成されてから活動休止に入るまでの約10年間、ほぼ毎年ライヴツアーを開催。

開催されなかったのは、2011年のみ。

この2011年はヴォーカルのHYDEのもう一つのバンド、L'Arc〜en〜Cielの結成20周年にあたり、2007年からライヴ活動の休止状態にあったL'Arc〜en〜Cielの再始動の年となりました。

2011年の元旦に行われたニューイヤーライヴ、2日間で10万人を動員した20周年記念公演”20th L'Anniversary Live”や、9月から12月にかけて行われた全10公演の”20th L'Anniversary TOUR”。

これらのライヴ活動を筆頭に数多くの記念イベントベストアルバムのリリース、3枚のシングルのリリースなど、L'Arc〜en〜Cielの活動でHYDEは多忙を極めたのでしょう。

そのため、VAMPSでの活動を少し控えざるを得なかった、というところではないでしょうか。

8thシングル「AHEAD/REPLAY」

デジタルサウンドを取り入れた「REPLAY」


「REPALY」は、2013年に8枚目の両A面シングルとしてリリースされた「AHEAD/REPLAY」に収録されています。

前作のシングル「MEMORIES」から約2年半ぶりのリリースとなりました。

VAMPSはこれまでに12枚のシングル作品をリリースしていますが、この時のリリース間隔はVAMPS史上最高の長さです。

VAMPSにおいては、常にライブで盛り上がれる曲を、というスタンスで曲作りを行っていると語るHYDE

「REPLAY」は、ギターを担当するK.A.Zが作曲していますが、その方向性は同じです。

デジタルサウンドを大胆に取り入れ、金属のようなひんやりとした冷たさ、それでいて鋭さを感じさせるような曲になっています。

この曲はダンジョンRPGの『ダークラビリンス』のテーマソングとして起用されており、ゲームのダークな世界観を意識してデジタルの冷たいイメージを持ってきたということ。

PVも、”宮殿”や”異世界”、そして”ドラゴン”などをキーワードに作成されたといい、『ダークラビリンス』の世界観を感じさせるものとなっています。

それにしても後半の、光り輝くHYDEが眩しすぎて目がくらみそうです……。

ゲームの世界観を取り入れたPV

「REPLAY」の歌詞

和訳をチェック!

ではここからは、「REPLAY」の歌詞を見ていきましょう。

【】内は、和訳です。

Unlock lost story
Let long nightmares pass
We’ve reached our turn now
To launch counterattacks
Your lies are slurring
Just go bite off your tongue
So shut those lips so dirty
Come on, show me what’s right

出典: REPLAY/作詞:HYDE 作曲:K.A.Z

【失われた物語の鍵を外そう

長い悪夢から目覚めて

やっと、俺たちの出番が回ってきたんだ

反撃を始めるんだ

ぐだぐだ嘘を並べてんじゃねぇ

お前の舌を噛みちぎってやれば、その汚れた口も閉じるだろ

さあ、何が正しいのか見せてくれよ】

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My will
Your lives were sacrificed,
your last will’s justified
And I will let your lost souls
through heaven’s gates
Replay

出典: REPLAY/作詞:HYDE 作曲:K.A.Z

俺の望みは……

【俺の望みは

お前の命は犠牲になってしまったけど、せめてお前の最期の想いが正当化されること

そして俺はお前の失われた魂を、天国の門をくぐらせるようにするんだ

蘇れ】

Come on, look closer
I’ve followed clues from the past
In doubt of your lies
I’ll make you take them back
I don’t need lasers
The X-ray’s good enough
It’s not a game we’re playing
At the next stage let’s fight

出典: REPLAY/作詞:HYDE 作曲:K.A.Z

【さあ、もっと近くに来て見てみろよ

過去から手がかりを追っていくんだ

お前の嘘を疑って

俺がお前に彼らを取り戻させてやろう

俺にはレーザーは要らない

X線で上等だ

俺たちがやっているのはゲームなんかじゃない、

次のステージで、さあ、戦おうぜ】